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第2話 1.ストロベリーファイル HPI
自分の尻尾を噛む蛇
始まり─。
<高級住宅街>
「ちっ、あっちーな…」
暑い夏の日、恰幅の良い捜査一課の山川亮平が汗にまみれ現場に到着した。
「またか…これで五件目か…」
室内に入ると鳥肌が立つほどの冷気。
山川の目の前には食卓に向かい合っている3人の被害者。
食卓には家族団欒の食事風景を再現しているかの様に、四人分の食器が並べられている。
床には赤い花びらが散らばっている。
3人共口の周りにイチゴジャムのようなものが塗りたくられ異常に口角が吊り上がっているようにも見える。
「……」
山川は更に鳥肌を立て一筋の汗を流す。
———
続く
———
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