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「もう一つの正義」
王様視点
「王、本当にあの者の言うことを信用なさるのですか?」
「そのつもりじゃが?」
配下の者がどうも信用ならないと言うのだ
信用したとしても、すなわちそれは騎士団を半壊させることを意味するのだから信じたく無いという気持ちの方が強いのかもしれん
なるべく早くカタをつけたいと言うに…
儂は項垂れてしまい、ため息が出ていたのだが
「本当の事だとすればこの地はもはや捨てなくてはならんかも知れんぞ
それで、お主は戯言と処理するべきだと言うのだな?」
返答は無かったが、すなわちそれは言い返す言葉がないと取って良いだろう
ならば騎士達に報告だ、と顔を上げるとそこにいたの妙齢の女性であった
「いつのまに入りおった…?」
ふと周りを見やると、配下の者達が倒れている
気絶…か、血は見えていない
「ふふっ、王様お久しぶりです」
誰だ?このような不思議な雰囲気の女性は全く憶えがない…
「あらすいません、わたくしの知ってます王は先先代だったかしらね
紹介の必要は…ございませんわね、さようなら国王様」
…
王城は混乱していた
とにかく自体がわかるまでは全ての謁見、政策は中断する他あるまい
何が起きたのか、王はどうなったのか
その場で気を失っていた者達が後に見たのは、王座の後ろ壁一面に広がる赤い液体だけだったのだ




