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隠しスキルを手に入れた俺のうぬ惚れ人生  作者: うらたま
第3章《スタンピード》
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9話「生きる為に」

この辺りも大体狩り尽くした、少し先へ進むべきだろう

俺たちは一度集まり、体力魔力の回復と共に

使えそうなドロップアイテムがないか確認をしていた


「毛皮がやたら多いな、魔獣族はだいたい落とすんだろうな」インベントリを確認していた


「ウチ矢を作るの楽しなってきたわ、なんか便利なもんあったら頂戴や」

ん?そういえばローズ、前に渡した髪飾りどうしたんだ?


「ローズ、髪飾りはかなり便利だったと思うが…」

と俺が聞くと

「いやぁ、恥ずかしいんやもん」


こんな時でも恥ずかしさが勝つんだな、さすがだと思うよ俺は

でも頼む、付けてくれ


恥ずかしそうに帽子を取り髪飾りをつけるローズ

いつも見ているはずのローズの変化に、周りの冒険者達の目も釘付けになっているのだった


「うゎぁ、素敵ですローズお姉さん」

ミドが口にするとローズも嬉しそうにしている


さっきまで一緒に戦っていたからか、2人の距離が近づいたみたいなんだよな


まぁ良いことだろうさ


何があるかなーと見ていると、いくつかの武器が目につく

どれも攻撃力20から40ほどで変わった効果があるわけでもない

これは周りの冒険者達に選んでもらおう


俺としてはできれば弓がもう一つ欲しかったのだが


防具は強化前だとそこまで強く無いから街で準備してきた物の方が数値では優れているしな…


お、スキルの書

3つも手に入ってる


全部自分で使いたい…が


「だれかスキルの書を使いたい者はいるか?覚えたスキル次第では前線に立ってもらうことになるだろうが」


すると我先にと6名が名乗りあげるのだった

みんな怖いもの知らずだなおい…

そうは思うものの、この世界スキルは滅多に手に入るものではないのだし

殆どが有用なスキルだと言うことは皆が知っている

当然といえば当然なのだろう


「次に手に入ったものは、今回得られなかった者に譲る、期待はしないで欲しいがな」


で、結局じゃんけんで決まったらしく

それぞれ

[帰還:特定の条件下を除き使用者をダンジョン外もしくは街へと戻すことができる]

[飛翔:魔力体力を順に消費し飛翔能力を得る]

[不可視(インビシブル):魔力を消費し姿を隠すことができる]


前線向き…ではない気がするな

インビシブルなんかはうまく使えば色々できそうなんだけど、正直もっと火力アップが欲しかった


それを知ってか知らずか3人は大はしゃぎだったのだが、この場で帰還を試す訳にもいかず

一人だけ微妙な空気を醸し出していたのもまた事実だ


さて、食料は飛ばして…アクセサリーだな


銅の腕輪…見習い師のシュシュ…冒険者の紋章…お、レアもあるな


[共鳴の指輪®️:シリーズ効果を高める]


どういうこと?


「なぁシリーズ効果ってなんのことかわからないか?」

俺は周りに聞いて見た


冒険者の一人がもしかしたら、と言うのである


それは、武器防具を同じ系統のもので揃えた時に発生する特殊な効果のことだと

以前物資輸送の際に組んだ鑑定士から聞いた話だというのだ


イマイチわからん…全身同じ系統っていったら


ドルヴィンか

とりあえず装備しておいてもらおう、全身オークキング装備のドルヴィンさんに


ん?どうせなら隠しスキルの合成とか試しても良かったのか?

まぁそこまで猶予も無いだろうしな

とりあえず強化できただけ良しとするか


俺たちはさらに前へと進むのだった

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