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連邦会議

 街での用事を終わらせたエリスフィーナとメルティーローズの二人が城に帰って来た時には既に日が落ちてしまっていた。

 木陰での女子トークが思った以上に長引いてしまった事が原因なのだが、当の張本人は涼しい顔である。そんな二人に

「お二人共、帰りが遅いですよ。行くなら行くできちんと皆に言って頂かないと……」

 委員長基質のマリアリアからお叱りを受ける結果になってしまっていた。

 留守番のクレスに伝言を伝えたと弁明するメルティーローズに

「悪い悪い、僕も街の本屋に出てしまってね。ガルドリック達とは行き違いになってしまったよ。ハハハ……」

 悪びれもしない様子のクレスの姿にエリスフィーナはなんとなくメルティーローズの言っていたクレスに関する人物評の正しさを再確認するのだった。

「良いですか? 貴女方も勇者パーティーの一員としてホワイトクラウン王国の看板を背負っていると自覚してですね……」

 これはお説教が長くなるパターンである。なんとかして逃げられないかとエリスフィーナもメルティーローズも目が泳ぎ、話を中断出来るキッカケを必死に探し始めた。

「二人とも、こんなご時世だ。何か用事があるなら俺達を頼ってくれ。マリアリアも、それなら良いだろ?」

 助け舟を出してくれたのはガルドリックだ。彼はマリアリアの肩に手を乗せて彼女を嗜める様にして場を収めるつもりらしい。

「そいつら、痛い目見ないと分からねーんじゃねーか? 俺の手助けも無碍にしやがって」

 更に口を挟んできたのはキリヤ王子だ。

 ゴロツキ相手の無双を邪魔したからか、それとも予想通りのリアクションをしなかったからなのか。

 キリヤ王子はメルティーローズ達……特にエリスフィーナに対する辺りが強くなっていた。

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