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無口なJKのダンジョン配信  作者: 丑肉牛肉・ハンバーグ
エピソード1 ダイバー配信
25/48

人を辞める覚悟。

晴明様は待ってくれるようなので、私も準備を始める。

先ずは全身に黒い魔力を纏い物質化しライダースーツの様な姿になる。

次に両腕にガントレットを物質化させ、足にアンクレットも物質化する。

最後に右手に大鎌を顕現し耳と8尾を出す。


"戻ったと思ったら今度は真っ黒になった"

"さっきの会話からするに魔力の使い方の伝授みたいなものだったのかな?"

"さっきと違って今度はフル装備で草"

"JKちゃんが戻った証拠だろ"

"さっきまでのデュラハンと違って連携してる"

"普通のデュラハンでもAランクパーティーで挑まないと危ないのに、普通じゃない雰囲気のデュラハン12体とかヤバすぎでしょ"


私は一先ず真ん中の一体に斬り掛かる。

大盾で防がれ周りの4体から同時に大剣を振り下ろされる。

流石にいなせないので、大鎌を手放し後ろに下がって回避。


そして後ろから2体が大剣で突き刺しに来るのをしゃがんで避け足払いする…が力加減を間違えて2体の片足を砕く。

すると片足を砕かれたデュラハン2体はそのまま大盾で押し潰そうと覆いかぶさってくるので1体を大盾ごと殴り飛ばして横に転がって回避し立ち上がる。

殴り飛ばした奴は片足が無くて立ち上がれないので放置。

私は振り返り晴明の方へ走り出す、すると前の5体が今度は大盾を大剣にかえ大剣二刀流で襲い掛かる。

そして4体が両手に大盾を構えて晴明の護衛に着く。

5体の剣を腕と尻尾で捌いていると、転がっている2体が這いずって近付いてきている。

あと1体はどこに?……!

殺気を感じ後ろに下がるとさっきまでいた場所に両手に大剣を構えたデュラハンが落ちてきた。


強い、1体1体が強く隙がない、その上で連携してくるから厄介だ。


私は今度は這いずっている奴に近付き胴体を踏み砕く。

これに助けがないのは足をやられて、戦えないから切り捨てたか。

取り敢えずは残り11体。

私は再び大鎌を顕現させると、6体に近づき横薙にする。

6体が後ろに避けたので、這いずるもう1体も踏み砕いて殺す。

残り10体。


これでは足りない……力が足りない。


その時、私の心臓がドクン!!と跳ねた。


酒呑(ようやく心の底から力を欲したか、ならばくれてやろう、【狂戦士】の上位スキル【鬼人】、だがコレを受け取ればもう後戻りは出来ぬぞ。)


狐詠(それでもいい、力が欲しい。)


酒呑(まったく、無意識下で抑圧されて抑えられていた欲望ほど怖いものは無いのう。)


そして、突如目の前にステータスが現れるそこには。


〔魂Lv45〕〔狐スキルLv9〕〔影魔法〕〔鬼人〕


スキルが増えていた。


私はそのスキルを発動する。


すぐに変化は現れた、鬼の面やライダースーツモドキの魔力鎧に紅い紋様が全身に浮かび上がる。

力が漲ってくる。


酒呑(これでお主はもう人には戻れぬぞ、お主は何になるのかのう?楽しみじゃ。)


そして私は待っていてくれたデュラハン達に向き直る。




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