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無口なJKのダンジョン配信  作者: 丑肉牛肉・ハンバーグ
エピソード1 ダイバー配信
24/48

本気。

酒呑と晴明の戦いから1時間。

晴明は尚もデュラハンを召喚し続け変化は無い。

一方、酒呑は魔力で右腕を刀のように尖らせ、左腕を大槌のように固めて戦っている。

右腕は斬り、穿ち、薙ぐ。

左腕は殴り、叩き、潰す。

左右で別々に変化させ、まるで誰かに戦い方を見せつけるように戦っていた。


だが、やがて終わりが来る。

魔力変化が解け、両腕も体も元の制服姿に戻る。


晴明「時間切れか…」


酒呑「そのようじゃの、後はこやつが戦うじゃろう。」


晴明「満足したか?」


酒呑「この程度でする訳なかろう。」

「じゃが、後はこやつがお前をぶん殴ってくれるじゃろうからそれで満足としよう。」


晴明「痛いのは嫌なのですが。」


酒呑「ぬかせ、死霊に痛みなんかあるもんか。」

痛みを感じるのは地獄に来てからじゃ。」


晴明「そうか、なら今しばらく現世に留まろう。」


そして鬼の面も黒に戻っていく。


酒呑「またな、晴明」


そして狐詠の意識が戻ってくる。


狐詠「……!」


晴明「やあ、意識は戻ったかい?」


狐詠「……」ぺこり


取り敢えず謝罪する。


晴明「さあ、続きと行こうか、と言っても私ももう魔力が無くてね、ここに居る12体しか居ない、だから全力で操らせてもらうよ。」


デュラハン達の気配が変わる。

全員が大盾を構え大剣を上段に構えている。

更に周囲を囲むように広がり隙を無くす。


晴明「彼らを倒し、私を倒してみなさい。」


それくらい、今の貴方なら出来るでしょう?


そう言われた気がした。



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