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無口なJKのダンジョン配信  作者: 丑肉牛肉・ハンバーグ
エピソード1 ダイバー配信
12/48

VSゴブリン王。

この階層は沢山の魔物が相手だったけど、ボスは何だろう?

扉の前で悩んでいると


"ちなみにこの階層はドッペル以外の魔物が10体ずつの合計100体居たよ"

"数えてる奴いて草"

"今までの階層が10体ずつだったから何となく数えてみたらそうだっただけだ"


そんな話を聞きながら扉に触れる。

扉が開くとその先には、大体50体くらいの様々なゴブリンがいた。


"ゴブリンキング"

"マジか~"

"ならジェネラルもいるな"

"ウィザードもな"

"計測した、ゴブリンキング1、ゴブリンジェネラル5、ゴブリンウィザード5、ホブゴブリン20、ゴブリン20の51体だ"

"出たな計測ニキ"

"さっきより少ないけどキングがいるから統率力は格段に上がってるから連携に気を付けろ"

"仲間の死をなんとも思わない、何なら仲間ごと攻撃してくるぞ"

"今までは個で来てたがこの階からは群れで来るのがデフォかもな"

"ほんとに鬼畜すぎん?"


そのアドバイスは嬉しい、なら倒しても油断しないようにしよう。

私はステータスを見る。


〔魂Lv25〕〔狐スキルLv3〕


このLvだと普通はパーティーを組むんだろうけど、コミュ障には無理だしなぁ、さっき喋れてたのは興奮してたからだし冷静になるともう無理。


"そういえばJKちゃんもう喋んないの?"

"確かにまた喋らなくなったね"

"綺麗な声だったのに"

"(鬼の面を着けた時の雄叫び)そうだな、綺麗だったな"

"掘り返してやるなよ"

"多分本人の意思じゃないだろ"

"わすれてやれよ"

"ゴアアアアアアアアァァァァァァァ"

"www"

"www"

"www"

"今度から鬼っ狐ちゃん(おにっこちゃん)と呼ぼう"

"鬼っ狐ちゃん"

"鬼狐JKちゃん(おきつねJKちゃん)の方が良くないか?"

"(σ゜д゜)σソレダ!!"

"鬼狐JKちゃん!!"

"JKの中に鬼と狐が居るからね、しょうがないね"

"命名 鬼狐JKちゃん"

"8888"

"8888"

"8888"


なんか勝手に命名された。

ま、まあいいか入ろう。


入るといつも通り扉が閉まりゴブリンキングが叫ぶ。

それが指示だったのかホブゴブリンが盾を構えてその隙間からゴブリンが槍を構えている、その後ろからウィザードの詠唱が聞こえるから本当に連携してるんだなと感心する。


"ゴブリンの対近接用の布陣だな"

"こちらはソロだしな"

"まさか遠距離攻撃出来るとは夢にも思わないだろうな"

"こっちは今は狐火があるしな"


ゴブリンキングはこちらを見てニヤニヤしている。

なのでお面を正面に被り狐火を複数出し全てゴブリンキングを狙って飛ばす。

キングは慌ててジェネラル達の後ろに隠れる、そして隠れられたジェネラル2匹がが火達磨になる。

狐火を出した所でゴブリン達に動揺が走ったので 、

飛ばしたすぐあとに走り出し盾持ちのホブを2尾で薙ぎ倒し槍を構えていたゴブリンを狐火を纏った拳で殴り殺して行く。

ジェネラルが灰になりキングがこちらを睨む頃にはゴブリン15匹とホブ10匹が魔石に変わっていた。


"こっわwww"

"まあ、ホブゴブ以下は瞬殺出来るよなぁ"

"と言うか防御の時以外あんまり柔術使ってないね"

"メイス持ってた時は杖術で殴ったり突いたり薙いだりしてたけど、自分より大きいやつだけだな"

"まあゴブリン腰の高さくらいだしなぁ"

"ホブは少し大きいくらいだから使う必要ないよな"

"サイクロプスは3mの巨人で弱点は目だから使ってたのね"


だって殴る方が手っ取り早いんだもの。

それに私はそこまで深く習ってないからなぁ他のに目移りしてたから色々やってたし。

そう考えながらも狐火をウィザードに向けて放ち、ホブゴブを殴り飛ばし、ゴブリンの頭蓋を踏み砕く。

狂戦士化は身体能力が数倍に跳ね上がる反面、暴走するデメリットがあったけど、酒呑様に許可を得たからか暴走の兆候は無い。

暴走が無ければ本当に良いスキルだな~。

そして気づけばホブゴブとゴブリンは全滅し。

ウィザード残り4、ジェネラル残り3、キング1となっていた。

そしてキングが怒鳴り散らしながら指示?を出して残りのジェネラルが三方向から襲いウィザードがジェネラルに当たろうとお構い無しに魔法を連射してくる。

私は正面のジェネラルを盾にして魔法を避けながら、他の2匹を尻尾で武器をかち上げてから頭を貫く。

残りのジェネラルの攻撃をいなしながら狐火をウィザードに連射する。


…?、キングの姿が見えない?

…まさか!

その瞬間、ジェネラルが槍で貫かれながら迫って来た!

本当に仲間ごと攻撃してきた!!

その攻撃でジェネラルは消えキングが

私は槍をガントレットで弾きながらもう片方の手でキングの首に掴みかかる。

だがすんでのところで避けられた。

気付けばウィザードも全滅しキングとの一騎打ちとなった。

だが、他が居ないならキングに集中出来るので勝負はすぐについた。

キングは我武者羅に槍を振り回していたがそれをガントレットでいなしてバランスを崩したところに足払いをして倒れて混乱しているキングの頭を踏み砕いた。

私は一息ついて辺りを見回すとそこら中に魔石が落ちていてキングの所にはアイテムも落ちていた。

そういえばさっきの集団戦は魔石のみだったな。

落ちているアイテムを見る。

…うげぇ


"www"

"そりゃそうなる"

"頑張って倒してドロップしたのはゴブリンキングの王冠でしたwww"

"ま、まあ今後どっかで使い道があるよ"

"大丈夫、ドロップ品ならキングが使ってた中古じゃなく新品としてドロップするから汚くないよ!"

"見た目が汚いのがデフォなんだよなぁ"

鑑定ニキ"それに付与スキルもバカにできないぞ"

"どんな?"

鑑定ニキ"スキルは【ゴブリンキング】、キングとエンペラー以外のゴブリンは所持者に逆らえなくなる"

"もしかしたら次の階層も群れの可能性があるから使えるかもよ?"


なるほど、新品なら大丈夫かな?

あのキングが持ってた明らかに汚いやつじゃないならいいや。

全て回収して扉を開き降りて行くと、また闘技場だった。


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