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俺氏、転生したっぽい。  作者: 夏尾迂端
第1章 クロスフォード村
11/14

11 「普通ってこんなもん?」

昨日投稿する予定だったのに、寝落ちした……

そして、俺はあるところに連れられた。


「さて、ミリト。お前に何があったのかは俺は知らん。カインから聞かされてないからな。だが、一つ聞くことがある」


はい、なんでごさいやしょうかね。多分さっきのカインとのやり取りだとは思うが。


「……さっき、何故カインに抱きつかれていた?もしや、お前たちは……そういう、関係か?」


ほれ来た。やっぱりさっきのことじゃねえか。だが、一つあなたは勘違いをしている!


「いいえ、そういった関係ではありません。もしそういう関係だったとしても、俺は恐らくあなたにそのことを話しています」


うん、勘違いの訂正、大事。


「……わかった。そのことはまたあとでカインにでも聞いておこう。……では別の話題にしよう。ミリト、お前は記憶喪失らしいな?」


「はい。間違っていません」


「では、俺の名前はわかるか?」


いや、わかんねえよ。いきなり無理難題を吹っ掛けてきたよ!?


「………いいえ、分かりません」


「……そうか。では、名乗っておこう。俺はカムゥ=シルバイナだ」


カムゥさんか。覚えておかないと、なんか小言言われそうだな……


「では、カムゥさん。僕の覚えていることを教えます。できれば、悲しい目とかで見ないでください」


「何故だ?」


「僕が傷つくからです」


俺、こう見えても豆腐メンタルなんだよ……


「とりあえず、わかった。では、お前の知っていることを教えてくれ」


こうして俺は、カムゥさんに知っていることを教えた。


ステータスが見れること。

ステータスのこと以外はほぼ覚えていないこと。

カインから大体の常識を教えてもらったこと。

ステータス内容がカインより高いこと。


「こんぐらいですかね」


「…………………ふむ」


なんか、怖い顔。色々考えてんだろうな。


「……………ミリト、ステータスを見せてくれ」


やっぱりこうなるか。あんまり見せたくないんだがな……


(ひとつよろしいですかな、神之叡知サリュチナスさん?)


『はい。なんでしょう』


(ステータスを偽造するスキルとかってある?)


『肯定。対象者が必要とするスキルは世才之王ウィズドルイトと考えます。このスキルは取得可能です』


へえ、取得可能とかあるのか。ってことは、不可能もあるんだな。


(じゃあそのスキルを取得してくれ)


『了承。…世才之王ウィズドルイトを取得しました。これにより、ステータスの偽造が可能となりました』


(じゃあ、ついでに説明も……って!こんなこと言ってると、時間がねえよ!)


『説明。クライマックススキル「神之叡知サリュチナス」の効果により、思考速度は10000倍となっています。故に今まで思考した時間は現在時間に換算するとおよそ0.03秒となります』


ほほう……ずいぶんと短縮してるみたいだな。


『通知。先ほど止められたスキル説明の続行をしますか?Yes/No』


(もちろん、『Yes』だ!)


『了承。ハイエストスキル「世才之王ウィズドルイト」の説明を行います。


世才之王ウィズドルイト


・全情報収集スキル。

・情報の抹消が可能。

・情報の偽造が可能。

・情報の操作が可能。


主な使用法は以上です』


へえ……つまり、このスキルを使えばどんな情報も網羅し、使いこなせる、か。

中々にヤバいスキルかもしれん。


(ところでサリュさんや)


『思考解析不能。何を言っているのかわかりません』


(だっていちいち「神之叡知サリュチナス」と言うのって結構面倒くさいんだよね。だから、愛称でサリュさん)


『……了承。対象者には“サリュさん“と呼ばれると確認。次回からは思考解析可能』


(では改めて、サリュさん。サリュさんが最適と思わしき数値に俺のステータスを偽造してくれ)


『了承。過去の会話から解析し、“カイン“より若干強い程度に偽造します』


ウッ……すこし頭痛がした。やっぱりなにかが俺の中でつくられると、頭痛がするのか。


『通知。対象者のステータスの偽造が完了。他人から看破されることはありません』


よし。これで大丈夫だろう。


「……………ミリト、見せてくれるか?」


「はい。あまりよくわからないですけど…」


――――――――――――――――――――

名前 ミリト=ストリーム


レベル 1


性別 男


年齢 16歳


出身 クロスフォード村


職業 平民


称号 無し


加護 無し


状態 正常


スキル 「解析者アナリスト」「移動子パーティリムーバー」「再生者リラクメーション」「叶成術ウィッシュサクセラー


固有スキル 「叶成術ウィッシュサクセラー


HP:25

MP:300

筋力:20

敏捷:25

打耐:10

魔耐:250

幸運:15


最大攻撃力:45

最大防御力:260


――――――――――――――――――――


「……っ!」


へえ…このぐらいに変化させてくれたのか……でも確か、このくらいでも高いんだったよな?


「どう、ですかね……」


なんか怖い顔してるよ……あ、そうだな……


(サリュさん、“カムゥ=シルバイナ“のステータスを見せてくれ)


『了承。“カムゥ=シルバイナ“のステータスを表示します。


――――――――――――――――――――


名前 カムゥ=シルバイナ


レベル 3


性別 男


年齢 36歳


出身 クロスフォード村


職業 平民:村長


称号 カイン=シルバイナの父


加護 無し


状態 動揺


スキル 無し


固有スキル 無し


HP:20

MP:20

筋力:20

敏捷:20

打耐:20

魔耐:20

幸運:20


最大攻撃力:40

最大防御力:40


――――――――――――――――――――


以上です』


……あれ?こんなもんなのか?


「……………ミリト、お前、少し待っていろ」


あれえ?おっかしいぞお~?なんか警戒されてる?なんで?


「わかりました」


そうして俺は、ここがどこかもわからず、置き去りになったのであった。

誤字、脱字がありましたら、遠慮なく申し付け下さい。

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