10 「スキルのこと、段々わかってきた」
少し多め、かな?
「……ここ、はどこだ…?」
確か、俺は頭の中に文字が浮かんできて、それから……
「ああ、文字の了承をしたら頭痛が来たんだっけ」
そのあと、猛烈な眠気が……
俺は記憶を思い出し、ハッとする。
「カインはどうしたんだ?俺が倒れてから誰か呼んだのか…?いや、その可能性は…」
『説明。対象者がスキルの進化に耐えきれず、睡眠を行いました。その際、共に“クロスフォード村“に対し歩行していた“カイン“に補助してもらい、目的地の“クロスフォード村“に到着。睡眠具に安置されました』
おおう!?な、なんか俺の質問に答える文字が……
(も、もしやこの前に頭痛がきたスキルですか……?)
『説明。表示している文字を出現させているスキルは前回対象者が取得したクライマックススキル「神之叡知」です』
では、無事にスキルは進化したんだな。
(では、「神之叡知」の説明をお願いできますか…?)
『了承。「神之叡知」の説明を行います。
「神之叡知」
・この世の森羅万象を認知。
・対象者の意思を汲み取る。
・魔法等の詠唱を不要とする。
・全てのスキルと同期し、最適な使用法で対象者に提供する。
・思考や知覚等の認識を10000倍にする。
・この世の事象に認定されていないものを解析鑑定する。
主な使用法は以上です』
うおおおお!?やべえなんか一杯出てきた!
なんか、とっさに『Yes』って答えたけど、ずいぶん凄かった…
(そういえば、どうしてスキルを取得出来たんですか?)
『説明。ハイエストスキル「叶成術」の効果です』
ふむ。恐らく「叶成術」というのは、俺の固有スキルだ。効果は分からんが……そうか!
(叶成術の効果を教えてくれ)
『了承。「叶成術」の説明を行います。
「叶成術」
・願ったことが必ず叶う。
・所持者の了承によって他人にも影響をおよぼすことができる
主な使用法は以上です』
やっぱり!「神之叡知」さんに頼めば、何でも教えてくれる!
『通知。8秒後、“カイン“が対象者に接触します』
お、カインが来ることも教えてくれるのか。スッゲエ便利。
「失礼しまーす…あ、ミリトが起きてる!良かった、一時はどうなるかと……」
また泣き目だよ。…えっ!いきなり抱きついて……どうなってんだよ!
「あ、あの……カインさん?」
「今、お父さん呼んできたから。安心してね!」
え!?安心できねー!やべえよ、この状況見られたら!
「おお、ミリトよ。起きたよう……だな……」
すげえ!カインの親父って、めっちゃゴツい!俺なんか、片手で潰されそう……
「ま、まあいい。とりあえずミリト、行くぞ!」
「え!?どこにっすか!?」
そんな俺の事など気にもせず、カインのお父さんは俺を引っ張るのだった。
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