紅葉と三咲と穂露と莉亜瑠
「あ、あのぉ・・・独り暮らしですか?」
穂露さん・・・面倒だし心の中ではホロでいいか。
そのホロは、首を振る。
縦ではなく、横に。
タイミングを見計らったように、ちょうどその時、ホロの家の扉が開く。
「ただい・・・」
茫然とする、これまた美形の漆黒の少年。
「あり?どぉしたの?紅葉」
もう一人、空色の少年。こちらも美形。
「ホロが女連れこんだ!?え、マジで?超可愛い!お名前教えてくださいっ!!」
空色が私を見るなり叫ぶ。
正直うるさい。
「乃々宮莉亜瑠です」
にっこり笑う。
「りあちゃんかぁ〜!」
漆黒が、私と同じように笑う。
「ん、りあちゃんねぇ。可愛い名前ぇ」
「貴方達は?」
漆黒が言う。
「俺はぁ、紅葉だよぉ」
空色が言う。
「俺、三咲!」
男ばっかだ。
「あー、軽く見えるけど殺し屋だ。そして男だから、何かあったら言え」
あってからじゃ遅いって!
「それから口調。無理するな」
ばれてたんだ。
ホロは優しい人だ。
私はいきなり口調を戻して喋る。
「じゃ、遠慮なく。これでいいんだろ?」
三人とも茫然とする。
そりゃそうだ。
こんなに口調が変わったんだ。
紅葉が口を開く。
「あー・・・りあちゃんは何でここに?」
「今日からここに住まわせてもらう。あと、口調はやっぱり猫かぶりますね?この方がいいでしょう?」
「い、いやあのままでいいよ!?なんかツボったから!!」
とりあえず、そう言った三咲さんの顔を殴る。
「てめえに好かれたいわけじゃねーよ・・・あ、すいません。つい」
「いや、こいつが悪いんだ」
ホロがフォローしてくれる。
私、ホロが好きだ。
思わず頬が緩む。
「この子も殺し屋ぁ?なら、通り名つけよぉ」
通り名かぁ。
厨二病っぽくてやだなぁ。
「いや、この子は死の天使なんだ」
紅葉と三咲が後ずさる。
あ、土下座した。
「「すんませんっしたぁぁ〜!!!」」
・・・はぁ?
三咲が息もつかずに謝る。
「すんませんすんませんマジで許してください知らなかったんです俺まだ死にたくないですもうあまりにも可愛いから興奮しちゃったんです本当に許してください」
死の天使、恐るべし。
紅葉は・・・ナイフを持っているのは気のせいか?
そっと近付くと自殺しようとしてた。
「ちょっ!何してるんですか!」
ナイフ没収。




