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15歳?

 弟子入りしてからの日々は瞬く間に過ぎていき、いつの間にか私は15歳になっていた。

 その間に時々休みを貰って、ライドさんに村まで送ってもらったり、姉が王都に遊びに来たりもしていた。


 キュアーのほうは、毎日成長記録をつけていたけど体長は全く変わらなかった。

 成長した竜たちは、いったいどれだけの年月を生きてきたのだろうと、改めて竜は長命な生き物なのだと思った。

 キュアーは、私が生きてる間は大きさが変わらないかもしれないと思うと、嬉しいような悲しいような、複雑な気分になった。



 グレイス様は相変わらず忙しく、外出していることがほとんどだった。

 私は一人で勉強していることが多かったので、魔術式の本の内容はすべて覚えることができたし、竜の心を読んだり同調したりはすぐにできるようになっていた。

 しかし、師匠に付いて教わっているウィンゼルとの差がどんどん開いていくような気がして、私は少し焦っていた。

 ……後になって、彼の一日の大半は、勉強よりも師匠の世話に費やされていることが分かってホッとしたのだが。



 そうして穏やかに日々は過ぎていき、私はやっとグレイス様に付いて本格的に修行することになったのだった。



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