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13歳?

 年を越して、私は13歳になった。



 竜術の勉強は相変わらず、本を読んで術式を覚えるのと、竜の心を読むことを繰り返し練習していた。

 時々グレイス様に注意点などを教わっていたが、基本的に彼はとても忙しく、私は一人で本を読んでいることが多かった。


 ウィンゼルはどうしてるのか訊いてみたら、彼の師匠はほとんど外出はしないらしく、毎日師匠に付いて身の回りの世話をしながら勉強しているとのことだった。

 それを聞いて、そういえば弟子入りしたら身の回りの世話をするって言ってたっけと思い出した。

 けれどグレイス様は外出していることが多いし、城にいる時は忙しそうで、私は朝部屋に行って彼を起こすことくらいしかしていなかった。

 カーラさんにそれでいいのか訊いてみたら、弟子の仕事は師匠によって違うので、グレイス様が指示しないことは基本的にしないほうがいいと言われて安心した。


 勉強のほかには、竜たちとの時間を持つようにしていた。

 竜舎に行く他にも、ライドさんがセラージュ湖に連れて行ってくれて、竜たちの心を読む練習をしている。

 たくさんの竜と触れあっていると、性格の違いや竜の交遊関係なんかも分かってきて面白い。


 でもあまり他の竜にばかり構っていると、キュアーがヤキモチを妬いて構ってアピールをしてくるので、他の竜と同調する時などはキュアーを連れて行かないようにしていた。

 そういう時は、ウィンゼルにキュアーを預けている。

 彼が、キュアーと同調の練習をしたいから貸してくれと言ったからだ。

 キュアーもウィンゼルには懐いているので、安心して預けることができた。



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