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気楽そう?
部屋に入ると、思った通り、姉はスゴい! とはしゃいでいた。
姉がいる間は二人で使うようにと、私が以前泊まった所より広い部屋に案内されていたのだ。
それに、姉が帰るまでの一週間は竜術の勉強もしなくていいと言われている。
(こんなに贅沢させてもらって、いいのかな)
待遇が良すぎて、なんだか不安になってくる。
「あの、ライドさん」
私は隣りに立つライドさんに話しかけた。
「何? リゼちゃん」
「私、すぐに勉強を始めたいのですけど……」
「急がなくていいよ。お姉さんも一人じゃ寂しいだろうし。それに元々、リゼちゃんが王都に慣れてから始めるつもりだったみたいだしね」
ライドさんがそう言ってくれるので、私はそれ以上勉強したいとは言えなかった。
ライドさんが出ていって私と姉の二人になると、姉がまたポケットから木の実を取り出した。
「キューちゃん、これあげる」
バスケットを開けて、キュアーに木の実を与えている。
「キュ」
キュアーは喜んで受け取っていた。
それを見ながら、姉は気楽そうでいいなぁと私は思っていた。




