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学習した?

 ラファンに乗っている間、キュアーはいつもと違って大人しかった。

 その代わり、姉が騒がしかった。


「スゴい! こんなに高い所なんて初めて!」

「ローザちゃんは、高い所は平気?」

「平気です!」


 姉のはしゃぐ声と、ライドさんの落ち着いた声がする。

 それを聞きながら、私は空の景色を楽しんでいた。




 城の中庭に着いて、私はすぐにキュアーの様子を確認した。

 起きていた。羽をパタパタさせて見上げている。


「キューちゃん、起きてたの?」

「キュ」

「騒がなかったなんて偉いね」

「キュ」

 キュアーは得意げに返事をする。

 以前の飛行の時に何度も言い聞かせたから、ちゃんと大人しくしていたようだ。


「キューちゃんは頭がいいね」

「キュ」

 私が褒めると、キュアーは嬉しそうに返事をした。


「キューちゃん、これ食べる?」

 姉が近寄ってきて、ポケットから木の実を取り出した。

「キュ」

 キュアーが嬉しげに受け取って、食べ始めた。

(いつの間にポケットに入れてたんだろう)

 さすが姉は要領がいいと思った。


「ここがセラージュ城? 凄く綺麗ね!」

 姉が目を輝かせてお城を見ている。

 その様子を見ながら、部屋に行ったらまた騒ぐんだろうな、と思っていた。



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