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姉にも才能が?

 一週間後。


 ライドさんが、ラファンに乗って迎えに来た。


 私はキュアーの入ったバスケットを抱いて、住み慣れた我が家を後にした。

 姉のことは、事前にセイジさんから伝えてもらっていたので、問題なく受け入れられた。


「スゴい! 竜って大きいのね!」

 姉がラファンを見て、怖々と近付いていく。

 ラファンも興味津々の様子で姉を見ている。


「お姉さんのほうも、竜術士の才能があるかもね」

 ライドさんがそう言ったので、私はやだな、と思った。


(お姉ちゃんと一緒に学ぶことになったら、絶対に負ける)

 勝ち負けではないとは思うけど、姉と比べられるのは嫌だった。


「竜術士かぁ〜」

 姉は少し考えるように顎に手を当てていたが、ライドさんに向き直って言った。

「私、いい人見つけて結婚したいから、弟子入りとかはしたくない」

 それを聞いて、ライドさんは苦笑した。

「そう。それじゃ仕方ないね」


 私はホッとして、そっと息を吐き出した。



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