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M'S'P' 機動特殊警察  作者: とりのすばこ
加速する世界
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7/21

鷹と隼は同じ猛禽類だが犬と猿は同じ哺乳類でも仲が悪いので結局皆ギッスギス

俺の名前は沖田相司。隼区の機動警察の一員である。

この機動警察という組織はたまに他の区との合同練習がある。そんな中で、他の区でも有名なギッスギスコンビがいた。





今、そいつらが再び出くわす。







「てめぇか!?ボマーとやらはお前か!?オラ!その面見せやがれ!腐れ外道!!」

「うるせぇ!!そう言うてめぇは何なんだ!?ボマーか!それともトマトか!?トマトなのか!?」


現在、ちょうど非番であった。が、今回はプライベートにも関わらず機動警察である。

ここ最近この都市を騒がせている連続爆弾犯の次の標的がここと判断した。しかし、あまり警察が多く出勤したら、犯人が逃走してしまう可能性がある。

そうなると、せっかく犯人が来るという確保のチャンスが水の泡となってしまう。

なので、今日非番の連中(全員私服)が集められ、予算を節約しているのである。

んで、他区からも色んな連中が休日出勤しているわけだが、たまたま最も相性の悪いコンビが結成されてしまった。

その片方が、鷹正区の機動警察、山並剣助である。

現行犯逮捕を心情としており、犯人を割と強行的な手段で捕まえているが、全くと言っていいほど犯人の生死を問わないのである。

今も尚背中にスナイパーライフルを携えている。


山並。コイツは生理的に受け付けない。今回みたいな名がある凶悪犯を捕まえるのは得意だが、少し頭が硬くてね………。

ちなみに朱っぽい髪なのでトマトと呼ばれている。本人は満更でもない。


駅の祭りはかなり盛り上がっている。

もうたこ焼きの屋台が遊園地の待機列みたいになってる。こんな所に来るのかね……?


「隼駅開業5周年記念!アニバーサリーフェスティバル2日目の開催です!今日の演目には、グライダーによるショーを予定しております!」


へぇー、グライダーと。何にも起きないと良いんだけれど。ちょっと気になる。

しかし、そこら辺を見ていると、警察は辺りに溶け込みまくっている。

さっき山並と言い争っていると、他の面子に止められた。しかしながら、その止めた連中は今まさに祭りを楽しんでいた。

少し、油断しすぎじゃあないか…………?

「君の頭が硬いんだよ、沖田くん?」

そういう貴様はもっと頭の硬いトマ…………

何か山並がずっと写真を気持ち悪い顔で見てるんだけど。ってかその写真って………

「お前、ドルオタだったのか…。」

今も声が聞こえるライブをやってるアイドルとのツーショットであった。山並が凄い満面の笑みで写ってる。

「何だっていいだろう、趣味なんて。それより、君の読みは外れたようだね。生憎ここにボマーは来ないらしい。てか来るな。ルーたんの身が危ないだろ。て、あれ?沖田くん?おーい。」

俺はさっさと距離を置いた。しかし、読みが外れたとなると、ここは祭りを楽しむしかないな。

おや、駅の屋上に誰かいるな。あれは主催か。



「まだか、グライダーは!」

「すいません、どうやら予定より遅れているようで。」

「このままだと予定の時刻に間に合わないぞ。」

「おや、来ているじゃないか。」

主催の一人が、飛んでくるグライダーに目をやった。

「あれ、連絡ではまだ来ないはずでは……?」

そう言いかけた主催の携帯が鳴った。

「もしもし?早まったなら先に言って……」

『大変だ!グライダーのパイロットが殺された!グライダーも一機奪われた!』

「何だって!?どこへ飛んだ!」

「主催、あれって………」

その瞬間、主催全員の思惑が一致した。おそらくあの正体は………


考える間もなく、爆弾が発射されて、駅の屋上が吹き飛んだ。




遂に邂逅する爆弾犯と機動警察!

果たしてこの祭りを守れるか!?


ちなみに勿論アイドルのライブは中止だ!

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