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M'S'P' 機動特殊警察  作者: とりのすばこ
加速する世界
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6/21

ボマーの企みを推理せよ!

昨日、早速、捜査会議があった。

俺は平なのでついていけなかったけど、門方さんが行ったらしい。なので何があったか聞いてみた。




隼区無差別爆撃事件 調査報告


5月6日、1回目。烏野警察署の本部に武装した男が潜入。本部を爆撃し、メインコンピューター含む多くの機器が破損。そして、これにより監視システムが使用不可。四鳥のどこにいるのか、DNAの検証、似ている人のAI検査、防犯カメラのジャックなど、多くの事が出来なくなり、非常に危険な状態に。


5月7日、四鳥に続くトライブリッジの封鎖に職員が向かったものの、多くの機関に許可が必要で、それ抜きにしても経済が一気に破綻する恐れがあるため、封鎖が不可能。


同日午後、2回目。隼区の北方に位置する工場が爆破。位置的に例の男の犯行の可能性が高い。

また、これにより例の男の呼称を、爆撃する者、「ボマー」と呼称することを決定。 


                   以上





「ボマー………ね。まるで漫画の悪役みたいな奴だ。」

モニターに映っていた男は、小型銃を腰に構え、両腕に爆弾を発射する装置、背中には爆弾のストックと、まさしく武器人間みたいな奴だった。

しかし、問題なのはこいつの犯行理由。

間違いなく警察に恨みがある。資料にある工場というのは、警察の、特に機動警察の装備を主に作っている場所だ。警察の戦力を確実に落としに行っている。

使っている爆薬の量も、間違いなく更地にするレベル。事実、こいつに襲われた場所は大打撃を受け、復興が大きく厳しい。中途半端に破壊したせいで、瓦礫の片付けが5月9日現在、まだ終わっていない。


こいつが移動してるとすると…隼区に、つまりこっちに来ている。んで、奴がこの2つの施設から直進してるとして、向かう方向にある一番近い警察関係の建物は



…………ここだ。機動警察の管理下に置かれている、隼駅前のホテル。最悪だよ、何でここに来るんだ。

明日、この施設の前にある駅でデカい祭りがある。隼駅開業5周年を記念するとか何とか。

その祭りの範囲内に入ってやがるんだけど。


一旦全てをかなぐり捨てて、分かったことをとにかく上に連絡を入れた。

「………以上、報告書で分かったことでした。」

「それが本当だとしたら、とんでもないことになるかもしれん。」

「確かに祭りの影響で想定犠牲者は多くなるけど…」

「そうじゃない!祭りを中止に出来ないんだ!」

「何で?アイドルが来るわけでも無いんだし。」

「違う!情報を統制によって、現在爆弾魔の情報を出していないんだが、そのせいでもう始まっているんだ!」

「え!?明日じゃないの!?」

よく見ると、祭りのポスターには2日連続開催と書いていた。クソ!捜査会議についていけていたら!

「しかし、相手が警察に恨みを持っているとなると、下手に警察が警備を行っては、犯人を刺激してしまうかもしれない。」

「なら、変装して行けば、良いんじゃないです?」

「何しろ急だから準備がな………あ!」

「どうしました?」

「君、明日非番だろ?」

「あ、そう言えばそうですね。………………まさか」

「同じく非番の連中を他の区からでも可能な限り呼ぶから、こっそり警備やってくれない?」


こうして、俺の休日は潰れた。


果たしてボマーはそこに来るのか!?


カービィのワールドビヨンドが発売した時、果たしてこのお話どこまで進んでいる!?

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