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M'S'P' 機動特殊警察  作者: とりのすばこ
人造人間000
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17/21

新しい世界へ

「よしよし、いいぞー。見栄えが悪いと可哀想だからな。」

アンドロイドを磨く老人の前に、1台のパトカーが止まった。

「機動警察の、沖田相司です。ロイドストア一号店の、狭山さんは……貴方ですか?」

「……あぁ、そうだが。しかしまだ開店前だぞ?」

「上司からここに行けと言われました。何かあったんですか?」

「……………入りな。機動警察の人なら信用できる。」


ビルの中には、近未来的な空間がギラギラしていた。

所々に置いてあるショーケースの中には、アンドロイドが厳重に保管されていた。



「ほぇ~、改めて見ても人間そっくりだなー。」

「アンドロイドを知っていて?」

「知ってるも何も。零式ー、こっちにおいでー。」


「子供みたいな呼び方をするな。陰茎もぎ取るぞ。」

「こちら、アンドロイドの零式です。」

「ほう、見たことない特徴だ。珍しいタイプかな?」



狭山は、奥の部屋に沖田達を連れて行った。

そこには厳重なロックが掛けられた硬いショーケースがあった。

「(厳重だな……お前はダンボールに直だったけど)」

「(煩い。しかし………何も入ってないぞ?)」


その豪華なショーケースには何も入っていなかった。

いや、正確には何か入っていた形跡があった。

「東京でアンドロイドのセレモニーをここでやる予定で、それの司会者用の機体だ。マークと言う。……こんな感じの姿だ。」

狭山がケースのボタンを押すと、ホログラムでハンサムな外国人男性の姿が現れた。


「凄いな……アンドロイドにも顔面格差があるんだな。さっきいた奴とは全然違う。」

「作り手の腕前にも差があるからな。ちなみに、私は第一号って事もあってわざと美形に作られてるぞ。」

「お前の話はいいや。」


零式がつっかかってくるのを雑に処理しつつ、沖田は狭山にマークに何があったのか聞いた。

「マークは……盗まれた。」

「はぁ?」

「起動してなかったからな。咄嗟に抵抗することもできなかった。幸い、マークは町中を歩く予定だったからGPSが入ってる。そのデータを転送したから、使ってくれ。」






そのデータを装備に転送してもらうと、とんでもない所にいやがった。

「おい待て…ここって」

「風俗店だ。客が絞られるから、隠れ蓑にはなるからな。」

「マークがとんでもないド変態だったとかは……」

「アンドロイドは欲情しない!そんなもの出たらただのバグだ!」

「………………。」

少し零式がモヤっていたものの、沖田と零式はその場を後にした。










「どうすっかなー。」

「行くしかないだろ?ほらマーク見つけたら帰れるんだ。」

「いや、仮名を決めようと思って。」

「バカか、そんなもん考えてる暇があるならマークのことでも調べ…………」

「公衆の面前で零式って呼んだら、お前がただの可哀想な人って事になるんだけど…………」


「よし決めよう。何かいいアイデアはあるか?」

「そんな事言ってもな………じゃあ零から取って、レイ。式から取って白木。白木レイとかどうだ?」

「お前にしてはいいな。なら今日から私は白木レイだ。」

「改めて宜しくなー。白木レイ?」

「いちいちフルネームで呼ぶな。レイでいい。」





デト○イトのストーリーはいいぞ

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