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M'S'P' 機動特殊警察  作者: とりのすばこ
人造人間000
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15/21

科学生命体000

「000(トリプルオー)、稼働状態に異常なし。」

「よし、慎重に使えよ!コイツはかなりの金になる!失敗したら数百万が消し飛ぶ!用心しろ!」


人は、かつてより多くの夢を抱いていたと聞く。

空飛ぶ車、何もかもをつなぐ高速特急、自然災害の撲滅。それら全てを、人間は可能にした。

 


ーーーそして、今日、私の完成とともに、また新たな夢が叶えられる。













「はーい、機動警察隼支部でーす!今そこにいる自転車野郎!大人しく銀行強盗で手に入れた金を此方に返して、投降しなさい!今なら拳万で多分済むぞ!」


『何勝手に刑決めてるんだ!!そいつは殺人をしてない!よくて懲役だ懲役!』



自転車で銀行強盗というよく分からん事をした犯人を、機動警察のパトカーが追っていた。


あの、都市を騒がせた爆弾魔の事件が終わり、機動警察の活躍が世界に轟いた結果、隼区は交通が便利というだけあってかなりの人が入ってきたが、勿論それに合わせて犯罪も増加した。

機動警察の一人、沖田相司の仕事も当然増えるわけである。

沖田はパトカーで犯人を追っていた。


「バーカ!捕まってたまるかダメ警察!お前らに捕まるなら美少女に殴られたほうがマシだ!」

「あの野郎……凶器が自転車のくせに横暴な……」



「機動警察舐めてんとちゃうぞ我ぇぇぇ!!!」

沖田のパトカーは地面を蹴って、強盗の目の前に飛び込んだ。


「さぁさぁここまで来たら逃げられんだろう?」

沖田の行動にビビってしまい、犯人は自転車を蹴り捨てて土下座した。

「許してください!圧殺だけは許してください!」


「はいー、犯人逮捕!犯人逮捕になりまーす!」











「いやー、前回ボマーが捕まっちゃったから兵器業が少し撤退してくれて助かる助かる!お陰でこっちも犯人逮捕が楽でいい!」


「お前なぁ……毎回毎回犯人が号泣して土下座してくるこっちの身にもなってくれよ………」

呆れた山並が物申しに来た。

「ていうか、山並、お前他区だろ?何でお前ここにいるんだ?」


「あっと、そうだったな。今回お前のとこの隼区に、我々が受け取った贈り物が来ていてな。それを運びに来たんだ。」

山並は車のトランクから縦に長い箱を取り出し、それを沖田に渡した。

「妙にでかいな………これ、何が入ってるんだ?」

「何でも貴重な物らしいぞ?確かトリプルオー……とか言ってたっけ?」

「ガン○ムの親戚か何か?」


「ともかく、それ隼区の警察署に置いとけ!」

山並は目的を済ませると自分の区に帰っていった。








「という訳で、これをはるばる持ってきました。」

「マジで何も聞いてないんだけど………?」

このでかい箱の前に門方も沖田も困惑する。


「とりあえず、開けるか?」

「神を触るなら早くしろ!ゴッドスラッシュ、カイフーン!!!」





箱を開けると、そこから勢いよく煙が噴き出した。


「煙!?玉手箱か何かか!?」

「もしかして爆弾か!?そしたら山並を後で呪い殺す!」

そうこうしてる間に煙はどんどんと収まっていった。

そして、中に入っていたものは…………



「何も入ってないんですけど。」


「あの野郎!ゴミ渡して来やがったな!?後でぶちのめしてやる!」


「ゴミで悪かったな。ゴミで。」

沖田の背中に突然変な少女が乗っていた。

頭にゴーグルを付け、白の髪に差し色緑。

胸は余りにも貧相であったが、その前に、そいつの目には「0」という数字がしっかりと刻まれていた。

新章開幕………というより、本領発揮。

機動警察の物語はさっきまでが0章だとすると、ここから第一章が始まります。


それでは、シーズン2、どうぞお楽しみください!

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