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M'S'P' 機動特殊警察  作者: とりのすばこ
加速する世界
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12/21

喪退の世界

「ここ、烏野警視特区の警察署は国内最大規模の巨大署担っており、何と都市そのものが警察署。そのため、この街の建造物は交通関係以外は全て繋がっている。誰が呼んだか、スチールフォレスト(鉄の森)何で呼ばれてるんだぜ?」

「いや、知ってるから。そんなもん知ってるから俺はどうなるの?」

「手錠をかけられたら行くところは一つだろ。…………牢獄だ。」

畜生め!!完全なる冤罪だぞ!てゆーか冤罪ですらないぞ!罪状を俺は知らねぇ!

「ほら、今日からお前はここに入るんだ。」

お喋りな看守に連れてこられ、牢獄に入れられた。

「今日からお前は271番だ。まぁ、精々足掻いてな。」

この野郎!てかあいつの顔見たことあるぞ!帽子で見えねぇけど、多分知り合いだ!

「思い出した?」

「え?聞こえてた?」

「そりゃあもう丸聞こえ。でも正解だ、隼の。」

帽子を取ったこの看守は、俺を牢獄にぶち込んだのも納得できる奴だ。

「忘れもしねぇ!忘れてたまるか!」

「なら言えるよな?俺の名前を。」

「烏野のクソ参謀、山崎喪退。」

喪退。こう書いてものうと読む。コイツは悪辣極まりない作戦を思いつき、人を上から目線で手足のように扱うクソ野郎。なのに結果は出すから烏野にまで出世したやつだ。

「んで?これも何かの作戦か?なら教えてくれよ。」

「まだだね。俺が看守やるから時が来たら教えてやるよ。」

じゃあしばらく待ってるか…………。

アレ?これ犯罪者とあまり変わらなくない?





「では、芹沢署長による作戦を説明する!」

門方が声を上げ、機動警察が一斉に聞く姿勢に入る。

「それでは、ボマーが次に向かう所を教える。まぁ結論から言うとね。ここに来るよ。顔が特定できたからさ、監視カメラがフルに使えるんだ。」

「ここに来るんですか!?」

動揺を隠せず、メンバーはざわめく。

「静まれ!話はまだ終わってない!」

署長が勢いよく怒鳴る。

「ボマーとの戦闘では多くの爆撃が予想される!そこで、職員全員にこいつを支給する!門方くん、出してくれ。」

門方が手に持っていたボールを投げると、そいつは勢いよくバイクに変形した。…………部屋のガラスはその勢いでめちゃめちゃに割れた。

「……と、こんな風に変形する携帯式バイクを支給するんだけど、場所には注意しようね。」

署長が苛立ちを隠せず門方の方を見ながら弁明した。

門方の顔はビビって引きつっていた。


門方へのお仕置き後………

「行くぞお前ら!ボマー撃滅作戦開始じゃあ!!!」

「おおおおおおおおっ!!!!」

各々が携帯式バイクを出して、次から次へと烏野中を駆け抜けていった。

さて、ボマーに対して本気の機動警察達ですが、ここで少しばかりミニコーナーを挟みましょう。

誰得!署長による門方への厳しいお仕置き一覧!


デコピン3発 

リアル黒ひげ危機一発

バイク没収

の3本です。


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