決意の砲撃
「いやー、遥々ご苦労。沖田相司くん。んで……その抱えてるものは何だい?」
「見ての通り、ドラム缶ですよ、新見さん。それで、芹沢の野r……署長はどこ?」
そう、あの野郎俺を任務から除け者にしやがった。なので東京湾の観光に行ってもらおうと思ってドラム缶を持ってきた。
「……………」
「どうしたんですか?署長に呼ばれてここに来たんですけど?ていうか肝心の署長は何処です?」
「………署長に呼ばれたと言うのは嘘だ。」
「まだ噓かよ!署長呼んでくださいよ。いい海を見させてあげるんで。」
新見は、若干言葉の意味はわからなかったが、言いにくそうな感じでこう言った。
「署長は…今ボマーの捜査に当たってる。」
「じゃあ何で俺を呼んだんですか?早く教えてくださいよ。」
「では遠慮なく。」
新見は沖田の腕を掴んで自分に寄せ、持っていた手錠を沖田の腕に掛けた。
「なんで?」
「沖田相司、機動警察本部の命により、烏野の情報センターに拘束させてもらう。」
………主人公、捕まる!
「沖田が本部に捕まったか……。」
門方は通信から沖田が捕まった事を知ったが、特に気にする様子はなかった。
「アイツはこの作戦の鍵になる。勝手な行動されたら困るからな。ボマー、もうお前の自由は無いぞ。」
「門方さーん、これ外国にいる人からの報告でーす。」
「今せっかく格好付けてたのに!」
グライダーが自爆したあの後、爆風に紛れて僕はアジトへ逃げた。
「何なんだよ、あの警官。グライダーにしがみついてくるヤツなんてどっかの公安しか知らないぞ?兎も角排除しないと不味いな。」
僕は、襲撃したグライダー待機所を乗っ取り、アジトとして使っている。
「そろそろ、コイツはもういらないか。祭りの情報聞いたときに消しとけば良かったね。」
コイツというのは、元々グライダーショーをやる予定だった者である。本来は5人いたが、訳あって4人は爆殺された。
「最後に何か言いたいことある?あるなら聞くよ?」
「……貴様はもうしばらくで機動警察が潰す。」
………東京の犬ごときに何かできるとでも?実際、僕が会った機動警察はまぁまぁの手練れだった。しかし、逆に言えばその程度。
あんなのが何人いたって、僕は……まだ本気すら出してない。コイツは機動警察を信じすぎだ。
「……お前はこいつで冥府に送ってあげる。」
僕が取り出したのは、前に社長を殺した銃だ。
生憎劣化が激しいもんで滅多に使えない。これは気に入ったやつにしか使わないから。
「じゃあね。」
銃声が響くと、この場所には一人しかいなくなっていた。僕だけだ。
「機動警察は全員殺してやる。」
僕は再び装備をまとい、夜の街にグライダーで飛び立った。
いよいよシーズン1も終わりに差し掛かってきました。
シーズン1終了後、一旦機動警察を休止します。
どうぞ、残り少ないシーズン1をよろしくお願いします。




