大作RPGに割とある過去編㉜
ゲームの説明を聞いて、『他のゲームと違うな』と感じるところもあった。それはギルティポイント(罪の値)というポイントが敵を倒すごとに増えていくというところだった。
ゲームの説明によると、敵を倒していくと名声が高まり称号を手に入れられるが、同時に生命を奪うことによる罪悪感を主人公がギルティポイントとして蓄積していき、HPが0になるか、ギルティポイントが規定値に到達することによって、ゲームオーバーになるということだった。
敵を倒すこと=生命の略奪という事実が罪の意識となって主人公を押しつぶしていくというところが、ゲームとしても新しく、またリアリティがあって面白いと思った。
一般的なアクションゲームが敵をどれだけ効率良く沢山倒すかというところに重点を置くのと比べると、このゲームの肝はいかに敵を倒さずに目的を達成し、ターゲットとなるモンスターだけを倒すかというところにあるようだ。
他にもレベルアップの条件、ギルティポイントの浄化方法、ミッションの種類などなど様々な攻略要素=やり込み要素がまだまだあるようだ。
チュートリアルを見るだけでは分からないことが多いが、システムの精巧さに俺はこのゲームに惹かれているのが分かった。
ゲームのブランクが長かったこともあると思うが、いざゲームを始めると、多分5分も持たなかったと覚えている。すぐにゲームオーバーになった。
その時俺は、『何だこのゲーム、難しすぎてつまらん』とは思わず、『難しい、でも面白い。悔しいからもっと上手くなってやる。もう一回やろう』とすぐに次の100円玉をゲーム機に入れ再プレイを始めていた。
そうやって俺はギルワの深みに引き込まれて行ったんだ。




