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華族会議㉑
「Makotoさんは……
他の人には関係ないからあんまり言いたくなかったんだけど、本当は俺の父さんなんじゃないのか?(何言ってんだ俺)
恥ずかしいけど俺の方から告白するよ。
俺は一真だよ。(止まれ)
ひきこもりだったけど、最近コンビニでバイトを始めた一真だよ。
父さんなんだったらこれで分かるだろ。
なぁ、父さんなんだろ」
俺は焦った気持ちと、俺をキャラデリさせるための父さんの罠という疑念から、とうとう全てをカミングアウトしてぶちまけてしまった。
多分他の二人はぽかん、としているのだろう。
しかし、数秒の後に本当に思いがけない、正に晴天の霹靂と言える衝撃的な発言が返ってきた。
それも思いもかけない所から。
『アムジャック「俺が父さんだよ。一真。俺が斎藤真、父さんだ」』
そのあまりの思いがけない発言と方向に、俺はしばらくの間思考停止で固まってしまった。
どういうことだ。
アムジャックさんは俺がギルティワールドを始めた時期の少し後、ほぼ同時くらいに活動を始めたプレイヤーだ。
もちろん父さんがひきこもった時期の数年前から存在していた。
だから父さんのはずが無いじゃないか。
何かの冗談で俺を騙そうとしているんだな。




