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20 リリ・・・

この話は完全にR15なのでというか、やばいので閲覧には注意してください

リリが暴走しちゃいます・・・。

どういう意味か、分かりましたか・・・。

俺たちはサルディーニャ帝国の件の祝杯を挙げていた。

俺の家で。

なんで俺の家なん?

お貴族様なのに平民の家で祝杯か。

最近のはやりかな?


机に並べられた料理は美味しそうにリリが頬張る。

かわいい。

娘を嫁にやれるか!という父親の気持ちが分かった気がした。


「すごい食べっぷりだね。」


ルブラン先輩がリリの食べる量に感心している。


「こんなにおいしい料理は初めてです。」


リリは嬉しそうに答えた。


________________________________________


夜。


みんな俺の家で泊ることになった。


みんなが風呂に入った後、最後に俺が風呂に入っている。


なんか視線感じるな。

…気のせいか。

みんな寝てるはずだし。


_____________________________________


「ハァハァ…アベルさん/////」




アベルは気づかなかった。

リリがアベルの風呂をのぞき見していることに。


最近、俺のシャツや枕が汚れている形跡がある。


きれいに拭き取られているように見えるものもあるが、なんか触ったらねとねとするし、メスのにおいがする。


まさか…

とは思うが、気のせいだろう。


______________________________________________


ある日の昼下がり、アベルが外出しているとき、リリはアベルの枕をこすりつけていた。


「アベルさん////…んっ//」


このことをアベルは知る由もなかった。


___________________

深夜


「ハァハァ…盗撮してて正解でした。」


リリはアベルのお風呂シーンの写真を胸に抱きしめ、ベッドの上で悶えていた。


「アベルさん……早く私だけのものに……っ」


リリは知る由もなかった。明日、自らの行いがばれることに。


________________________

翌朝


「なんか、リリの部屋、変な匂いしたんだけど…。リリ。腐った魚とかさすがにおいてないよね?」


アベルさんが言った。

エペノアールメンバー全員の前で。


「ブフッ」


全てを察してルブランがお茶を吐く。


シュリエッタとマーガレットはなぜそうなっているかわかりつつも恥ずかしいのでうつむいていた。


「お、おいてません!」


私は少し顔を赤らめた。


「じゃあ、ちょっとリリの部屋掃除するね。」


「はい。」


待てよ。

あの部屋には確かアベルさんのコレクションが!

 

自らの失敗に気づいた時


「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!嘘だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」


とんでもないアベルさんの叫び声が聞こえた。


終わった。私。


______________________________________________


俺は今、緊急で会議を開いている。

議題はここ最近のリリの怪しい行動についてだ。


「リリ。怒らないから正直に言ってね。これ、何時撮って、何に使った?」


リリは顔がリンゴより赤くなった。

大体さっしたけど、まだ信じたくない。

リリが、あのかわいい天使が発情期の犬になってるなんて。


「‥‥それは祝杯の夜に…使い道は‥その‥///」


もう、何に使ったかわかってしまった。

ああああああああああああああああああああ。

信じたくない。


「…アベル。許してあげな。」


ルブラン先輩がリリのフォローをする。


いや。わかってるよ。

でもさ、自分とのことをさ、想像されてんだよ。

ラヴァンデさんがそんなことしてたらさ、なぜか興奮しちゃうけど(するな)、リリがしてたら興奮よりなぜか恐怖を感じるんだよな。


いや。許そう。リリが今にも泣きだしそうだ。


「リリ。これからは盗撮しないこと?わかったね?」


「はい。ごめんなさい。」


リリは耳をぱたんと閉じて謝る。

かわええ。


こうして事件は解決した。


______________________________________________


夜。リリはベッドの上で、アベルに怒られた時のことを思い出していた。

「怒った顔も素敵でした……///」

リリはアベルに没収されずに済んだ『予備の隠し写真』をそっと取り出し、愛おしそうに頬ずりする。


盗撮はもうやめた。



これからは、もっと合法的にアベルさんを観察しよう。



「ああっ//アベルさん///」


リリの愛の炎は、まだ消えていなかった。

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