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14 俺も知りたい

3章14話です!

「はぁ、はぁ…あの爺、わし自らが相手してやるみたいなオーラ出してたくせに、いざ勝負となったら、大量に部下を投入しやがって・・・むかつくわ。」


マーガレットがぼろぼろの姿で、走りながら言った。


「まったくその通りだ。しかし、ハイネス戦で消耗しすぎた。もう俺たちは戦力外になりそうだ。」


ルブランが悔しそうに言った。


実はあの後、聖教の武装集団に急襲を受けたのだ。

ほとんどの者たちを倒したものの、アルヴィースを倒すことは不可能と判断し、逃亡することにしたのだ。


「ルブラン先輩!マーガーレットさん!」


すると、シュリエッタが現れた。


「シュリエッタ…無事だったのね。」


安心したようにマーガレットが言う。


「はい。魔力中毒になりかけましたが、アベル君に帰還しろと言われまして…。」


「はぁ?じゃあ、あいつ今一人で…」


大聖堂に向かおうとするマーガレットをルブランがとめる。


「駄目だ。マーガレット。俺たちが今向かっても魔力中毒になるだけだ。」


「じゃあなに?見捨てろっていうの?」


「違う。託すんだ。アベルに。」


君が最後の希望だよ。

どうか勝利を。

ルブランはそう願った。


______________________________________________


時を同じくして、アベルのアシストで脱出し、最下層の中にある魔力の供給源をリリは探していた。


「はぁはぁ…。急がないと。アーレフさんが死んじゃう。」


リリは魔力探知を行った。


「・・・・・・・見つけた。そこだったんだ。」


リリは急いで供給源へと向かった。


______________________________________________


キィィィン


そのころ、アベルはフレーシアと死闘を繰り広げていた。


「ぜぇ、ぜぇ、」


きつすぎる。

クラウスの比にならないくらい強いな。

使うしかないか。


アベルはクラウス戦で、紫色の魔力を出した時のように怒りを呼び起こした。


アベルから膨大な魔力が発せられる。


「貴様…魔女の末裔か!」


トーマスが驚く。


「魔女の末裔とは何だ?」


みんなそんなこと言ってんだよな。


「貴様が知る必要はない。」


え~。知りたいよ。

ってわぁ!


フレーシアが襲い掛かってきた。


あの時と違って意識はしっかりしているアベルはクラウス戦よりも戦闘能力が高かった。


目に見えぬ速さの剣撃が周囲に飛ぶ。

トーマスは自らを守るため、魔力を高めた。


今だ。


その時、アベルが突如魔力を抑えた。


「まずっ・・・」


トーマスが気付いた時には手遅れだった。


フレーシアは魔力の多い者を無差別に攻撃する。

今、アベルよりトーマスの方が魔力が高くなった。

フレーシアは焦っているトーマスの首をはねた。


鮮血が飛び散り、トーマスは倒れ、死んだ。


あとはお前だけだ。

アベルはフレーシアを見据えたその時、


「奴らを逃がしてしまったからこっちに来てみれば魔女の末裔がいるとは。」


アルヴィースがやってきたのだ。

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