10 陰謀
三章10話です!
「ハイネスのヤツめ。全く、使用量を考えろと言ったというのに。愚かな奴め。」
「アルヴィース司教?何故ここに・・・」
確かアルヴィースは儀式で動け無かったはずでは?
「儀式は終わった。貴様らがのらりくらりと戦っておる間にな。」
「そんな…儀式には毎年3時間は…」
「長時間かけているのは演出のためであって、必要ではないのだ。本来なら1時間で終わらせれるのだ。」
「ねえ…ひとつ質問してもいい?」
「なんだ?」
「捧げた魔力を何処に送っているの?」
「…どうせ貴様らは死ぬのだから教えてやる。大聖堂の地下だ。…そういえば、貴様ら別動隊を大聖堂に送っているのではないか?」
「えぇ。」
「ハハハハ…馬鹿め!見張りがいないから侵入できると思って大聖堂に行ったのか。アソコは今頃膨大な魔力が溜められていて立ち入った者は魔力中毒になっているだろう。」
「え?」
マーガレットは言葉を失った。
それならばアベル達は今頃…。
「だが、念には念というやつだ。トーマスをおくっておいた。魔力中毒にならんよう、ガスマスクを持たせてな。」
「こんのエロジジイ!」
するとアルヴィースは動揺し、
「まさか、貴様ら、本棚の奥のあれを見たのかあああああああああああああああああああああア゛ア゛ア゛ア゛ア゛! …ゲボゴホ」
「何よ。悪いの?」
「悪いに決まっておるだろう。」
アルヴィースは顔を真っ赤にしている。
「…可哀想だし話戻すわね。あなたの計画を教えなさい。」
「これから死ぬというのに上から目線な。…まぁ良いだろう。お前らはフレイヤを知っているな?」
「えぇ。」
「我々の計画は膨大な魔力を使い、フレーシアの復活をさせることだ。」
「フレーシアの復活!?」
マーガレットは戦慄した。
死んだものを甦らせることなど聞いたことがない。
「我々は魔力を毎年感謝祭によってため、フレーシアを復活させようとしている。今回の感謝祭で8割の魔力が集まった。」
「あなた達はフレーシアをどうするの?」
「軍事転用に決まっておろう。フレーシアは全盛期、魔力量が5000あった剣聖だぞ?」
「そんなことはさせない!」
マーガレットは剣を構える。
「はあ。貴様らエペノアールは1000年前に我々の邪魔をしてきたかと思えば突如消え、1000年後の今、また我々の邪魔をするのか…」
「はああああ?エペノアールはまだ結成から数ヶ月よ?」
1000年前など知らない。
エペノアールはそもそもアベルが立ち上げた組織だ。
アベルは1000年も生きてないしおかしい。
「違う組織なのか?だが、格好や組織名は同じなのだが…」
「え?」
「本当になんも知らんのか…まぁ良い。」
マーガレットはエペノアールのことを聞き出すべく、剣を構え直す。
「アンタに知っていること全部話してもらうわ。」
「ほざけ。この第12席、アルヴィースに勝てると思うなよ!」
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