4 剣聖
3章4話です。
1000pvまであと少し!
昨日、初めてスマホのpv数がパソコンのpv数を上回りました。
スマホ勢の方にも見てもいただけるようになってい嬉しいです。
次回の投稿は明日の19時10分です。
彼の魔力を感じる。
彼がここへ近づいている。
最後に会った時よりも少ないようだ。
1000年前の彼の約束。
私はそれを思い出した。
まぁ、"今の彼"は私のことを知らないでしょうけれど。
* * * * * * *
「すげぇ、速えー!」
俺たちは今、神聖シエナ帝国へ向かうため、魔道列車に乗っている。
「あんた、初めてなの?」
「ああ。」
俺は金欠なんだよ。
魔道列車の運賃は高いから今まで乗ってなかったんだ。
・・・実は今、財布の中はスカスカだ。
「アベル君、お金、足りなかったら、いつでも言ってくださいね。」
シュリエッタさん。
それは男としてのプライドが傷つくよ。
「こいつに金をやる必要ないわ。どうせろくなものを買わないだろうし。」
失礼だな、マーガレット。
正解だよ。
観光したら木刀やよくわからないキーホルダーを買いたくなるだろう?
それでいくら失ったことか。
「マーガレットさん。アベル君に失礼です。」
シュリエッタさん!?
目のハイライト消えてない?
怖いよ。
「はぁ?口答えするの?」
マーガレット、止めてくれ。
「だったらどうします?」
すると、騒ぎに気づいた乗客が俺たちの方を見る。
ごめんなさい。
うちのピュアとツンデレがすみません。
二人とも、俺のために争わないでぇ・・・・。(言ってみたかっただけ)
「こらこら、電車の中では静かにしな。続きは後でいくらでもできるだろう?」
ルブラン先輩・・・。
ありがとうございます。
「そうですね。このツインテールを泣かせるのは後にしてあげましょう。」
「ふん!負け惜しみかしら。」
何とか二人の喧嘩は停戦状態まで持ち込むことができた。
・・・てか、シュリエッタさん、口が悪くなってない?
気のせいかな。
* * * * *
喧嘩の停戦から2時間後、ついに神聖シエナ帝国に到着した。
神聖シエナ帝国はエルベル王国の2倍の国土を持っている。
そしてここ、首都マーロは人口200万人を超える大都市だ。
「着きましたね!」
どうやら、シュリエッタさんの機嫌は戻ったようだ。
「おい、見ろよ。あれ、剣聖、フレーシア像じゃないか?」
「ほんとだ。初めて見たぞ。」
観光客が見ているのは町の中心部にある、剣聖、フレーシアの銅像だ。
フレーシアは1000年前、古代の魔女を退け、封印の手助けをした人物だとエルベル神話に記されている。
だが、聖教によって、歴史が捏造されている可能性もある。
俺はフレーシアの銅像を見てそう思った。
* * * * * *
ーーーこの地で、エペノアールがトレズ・シュバリエ、そして○○との戦いを始める。
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