9 トレズ・シュバリエ
2章9話です。時間いきなり変えてすみません。
もしかしたら、今日、もう一話投稿をするかもしれません。
投稿するとしたら、18時10分に投稿します。
数時間前
「はぁぁぁぁ!」
マーガレットは地下道で戦っていた。
「それにしても、こいつらどこかで見覚えが・・・もしかして、騎士団の・・・。」
なるほどね。
さっきの下っ端は口止めされていたのね。
そしてあいつらの上司は・・・
急がないと。あいつが来たらアベルと二人がかりでも勝てない。
マーガレットは多くの傷を作りながらでも、前に進んだ。
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「なんで・・・。」
間に合わなかったのね。
困惑するアベルをよそにマーガレットはそう思った。
「なんで、あなたが、クラウス団長!」
「・・・それは私がトレズ・シュバリエ第13斬になるためさ。」
トレズ・シュバリエ・・・ミストラルが言っていた・・・。
「お前らは、トレズ・シュバリエとは何だ?」
「そうだね、端的に言うと、トレズ・シュバリエはソルシエール教の開祖様の直属の部下13名のことだ。」
「開祖様?」
「ああ、私もあったことはないが存在自体は知っている。開祖様と上位のトレズ・シュバリエは神話の時代から生きている至高の存在。そのようなものになりたいと思うのは当然だろう?その気になれば国を牛耳れるほどの権力だって手に入れることができる最高の地位だ。」
ああ、なるほど。
だからラヴァンデさんとミストラルは知り合いみたいな会話をしていたのか。
そして、ラヴァンデさんはかつて開祖様というやつに想像を絶する苦痛を与えられたのだろう。
そして、今も苦しんでいる。
こいつを倒してソルシエール教の情報を聞き出してやる。
「来い。」
「おや、随分と好戦的だね。」
「私も戦うわ。あんた一人じゃ荷が重すぎる。」
「足、震えているぞ?」
「うっさいわね!あんたもじゃない!」
「フフフ・・・来なよ。」
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なるほど。
想い人を助けたいわけか。いいね。
ルブランはシュリエッタからアベル捜索の手伝いを頼まれた。
幼馴染の初恋を実らせるためにもここは協力してあげよう。
「わかったよ。一番アベル君がいる可能性があるのが王都の地下だ。まずはそこに行ってみよう。」
「いいの?4回戦がまだ残っているのに。」
「かまわないよ。この大会で上位に入らなくても騎士団から推薦をもらっているし。それに、なぁ、後で詳しく聞かせてほしいからね。アベル君のことをどう思っているか。」
「ッ///・・・からかわないでぇ・・・。」
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「ぐぁっ・・・」
強すぎる。
マーガレットと二人がかりなのに手も足も出ない。
昨日の試合で覚醒したと思ったのに。
まだ強者までの道のりは遠いということか。
だが、こいつに勝たなければ。
トレズ・シュバリエはあと12人。
こいつにてこずっていてはだめだ。
俺は魔力を剣にまとった。
「いいね。私が君を誘拐しようと思ったのはその魔力量に魅力を感じたからだ。」
「魅力?」
「ああ。我々は最古の魔女の魔力や血を使った実験をしていてね。最近、魔女が捕獲されたらしいからね。どうやら魔力の多い人間を実験に使いたいらしい。じゃないと魔女の魔力に堪え切れられずに死んでしまうからね。」
実験?
捕獲?
お前ら、ラヴァンデさんを何だと思ってやがる。
「絶対に殺してやる。」
「はっはっはっ、威勢がいいのはいいことだが、どうやって逆転するつもりだい?」
実力差なんて関係ない。
絶対に勝つ。
「ちょっと、あんた、むやみに飛び出してはだめよ!」
その時
「どうやら、ぎりぎり間に合ったようだね。」
ルブランとシュリエッタが現着した。
ーーー戦闘は激しさを増していく。
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