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4 あいつに喧嘩売るのはやめといたほうがいいぞ・・・

次回から剣術大会が始まります。

新キャラがまた出てきます。

お楽しみに!

翌日

俺はシュリエッタさんの特別授業を受けている。


「今のアベル君は膨大な魔力をただ放出しているだけです。そのため、魔力がかなり無駄遣いされている状態です。」


なるほど


「でも、いきなり魔力を制御することは難しいので、今は剣術の技術向上を目指しましょう!」


やっぱそうだよな。


・・・関係ないけど一つ疑問がある。


「・・・なぜ眼鏡をかけているのでしょうか?」


「その方が先生みたいかな~なんて思ったので!」


聞かなかったらよかった。


___________________________________


それから2日、シュリエッタさんと剣術の修業を行った。

シュリエッタさんは感覚派だから教えるの下手かな~と思ってたら意外と説明上手だった。

おかげで剣術の腕はそこそこ上がった。


でも、合宿は明日で終わる。

そうなれば、シュリエッタさんの授業はなくなる。

なので、一人で魔力探知の練習を始めた。


森で座禅を組み、瞑想するのだ。

自然の魔力を感じ取れるように五感は遮断する。

それを合宿が終わってから2週間続けた。


・・・何の成果も得られなかった・・・。


一人でとぼとぼ街を歩いてるとトムと久しぶりに会った。


「トム、久しぶり!」


トムは先生に戦力外通告出されて合宿を強制中断させられていた。


「・・・いいご身分だな。」


ん?

トム、めちゃくちゃ怒ってないか?

なんで?


「どうしたの、トム?」


「どうしたかって?お前、合宿の時ずっとシュリエッタさんとイチャコラしてたらしいな。」


鬼気迫る表情でトムが言った。


「お前、よくもシュリエッタさんを寝どりやがったな!ぶっ殺してやる!」


トムが剣を振り回してきた。


忘れてた。

トム、そういえば俺がシュリエッタさんとペアになって血の涙を流してたな。

てか、何がNTRだ。

お前、そもそもシュリエッタさんと寝てねぇだろ。


・・・って、うわぁぁあああああああああああ!


路地裏からシュリエッタさんに今まで振られた男たちが参戦してきた。


「てめーぶっ殺す!」


「お前がシュリエッタさんと付き合えると思うなよ?」


「死ね!」


え~。やばいやばい。

・・・でも、試し斬りにはちょうどよさそうだ。

合宿の成果を試したいし、ちょうどいい。


俺は不敵に笑った。


「なんだお前、いきなり笑いやがって。気持ち悪いやつだな。」


野郎どもの中で一番きもいやつがほざいた。

よーし!狩りの時間だ!


「な、何だお前、10対1で勝てるとでも・・・ぎゃぁぁぁぁぁぁ!」


「まずは一人目、よし、お前ら、全員まとめてかかってこい!」


俺は野郎どもを制圧。

最後にしょんべんたらしながら逃げるトムにドロップキックを食らわせて完全勝利を収めた。


「一応言っとくが、次はお前ら、ないからな?」


「ひゃ、ひゃい!」


____________________________________


貴族の野郎どもをぼこぼこにしすぎて騎士団を周りの人に呼ばれてしまった。


「まったく、正当防衛とはいえやりすぎだよ。次からは気を付けるように。」


「はい、ご迷惑をおかけしてすみません。」


どうやら俺は騎士団第三団長、クラウス・レイリーさんに怒られているらしい。

ここから一番近いところにいたから通行人が呼んだらしい。


「わかったならいいよ。」


こうして大変面倒なことになったが、その後、野郎どもは俺を襲わなくなった。


_______________________________________


それから合宿までの間、瞑想、滝行などを行うも魔力をよむことはできなかった。


そして、剣術大会当日。


学園祭でもあるため、学校外からも多くの人が訪れている。


剣術大会参加者控室はあっちか。

向かおう。


その時


「だ・か・ら!金を貸せって言ってんでしょ?」


「このお金は今日の学園祭の屋台で買い物するためのお金なので・・・。」


ボブがオレンジ髪ツインテで瞳が赤い美少女にカツアゲされてた。


助けたほうがいいかな。

・・・やめよ。

俺は空気だ。そう俺は・・・


「ア、アベル君!助けてー!」


な、何してくれてんだボブ!


「アベル?ああ、あの地味男ね。・・・ちょっとあんた!いいとこに来たわね。あんたもお金貸しなさい!」


俺は空気だ。

自分にそう言い聞かせて無視しようとすると


ギィィィィン


剣をあの女が投げてきた。

おっかねぇ。


「私を無視するんじゃないわよ。」


終わったな。今日。


こうして俺の剣術大会初日は最悪のスタートを切った。


ーーーアベルはまだ知らなかった。このカツアゲ令嬢が仲間の一人になることなど。


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次回も6時40分投稿予定!

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