食べられてしまったうさぎ
むかし、むかし、うさぎがいました。
うさぎは向こう岸のに行きたいと思っていました。
「賢いうさぎは思いつきました。そうだ、ワニザメをだまくらかして向こう岸に行こう」
うさぎはワニザメに言いました。
「うさぎ一族とワニザメの一族、どちらの数が多いか競争しないかい」
「うん、それはいい。どうやって数える?」
「じゃあ、1列に並んでくれる?その上をぼくが飛び跳ねながら数えてい行くよ」
「じゃあ、うさぎ一族はどうして数えるんだい?」
「…………」
うさぎはワニザメに言いました。
「うさぎ一族とワニザメの一族、どちらの数が多いか競争しないかい」
「うん、それはいい。どうやって数える?」
「じゃあ、1列に並んでくれる?その上をぼくが飛び跳ねながら数えてい行くよ」
ワニザメは横一列に並びました。
「…………」
なんやかんやあって向こう岸に渡れそうになりましたが、騙されたことにおこったワニザメに皮を剥がれました。
でも、渡ることはできました。でも痛くてたまりません。
あまりの痛さに泣いていると親切そうな八十神が通りかかり、塩水に浸かって、お日様に当たればいいと教えてくれました。そのとおりにしたらさらに酷くなりました。
そこへ八十神たちの一番下っ端の弟が通りかかりました。
「ラッキー、弱ったうさぎがいる。食べちゃえ」
「ああ…美味しかった。ごちそうさまでした。そうだ、早く兄さんたちに追いつかなくちゃ」
おわり




