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奇想短編箱:へのへのもへじの枠に収まらなかった物語たち  作者: 杉勝啓


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フダラク

今は昔。


貧しい村がありました。その村では毎年フダラクという儀式が行われていました。僧と数人の子どもたちが船に乗せられ、観音様が降り立つという浄土に向かうのです。




その年、選ばれた僧と子どもたちが船に乗り込むと、外からしっかりとうちつけられ、中からは出られないようにされました。




船の中には、水も食べ物もなく、弱い子どもたちから順々に死んでゆきました。僧は子どもたちの魂が浄土にゆけるように一心不乱に経を唱えました。やがて、僧も死に絶え、経の声もやみました。




これは、貧しい村が口べらしのために考え出された悲しい儀式でした。




となむかたりつたえとや。




おわり

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