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先生と私の恋愛事情  作者: 羽鳥藍那
高校編 - 中
49/87

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 予想以上に負担が大きい。

 未だに学校側への抗議が、電話やメールで行われ続けている。

 大半は根も葉もない噂を信じた事実無根の抗議だが、生徒が亡くなっている以上は言い返す言葉も無い。


 教師の誰もが疲弊しきっているが、生徒に不安を与えるわけにはいかないので、堪えなければと思っている。


 校長先生からは労いの言葉をよく掛けてもらっている。

 生還した生徒の担任であり、そもそもが問題を抱え込む形でスタートしたクラスなのだから、心配されているのだろう。


 何とか出勤できているのは沙織がいてくれるからだ。

 彼女が支えてくれているから、教師の体面を保っていられる。

 彼女が甘えさせてくれるから、心も体も安らぐ事ができる。


 もう、沙織なしの人生なんて考えられない。

 それでも、彼女の幸せのためならば潔く手を引こう。

 だからこそ、これ以上の深入りはすべきでないのだ。


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