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【問題・人はいくらで穴に落ちるか】 山本くんの模範解答です
「お客さま、あと10円ございますか?」
レジの女の子に聞かれ、朔太郎は「えと」財布をのぞく。
小銭入れはもうすでに空っぽ。
「ちょっと……」
朔太郎、ごそごそと学生服のポケットをまさぐる。
「10円か……あるかなあ」
宙に目をやってまずは上着の、そしてズボンのポケットを1つずつ探る。と、そこに
「あれ」
彼のすぐ足もとにピカピカの銅貨が一枚。
「わあ」
だがちょうどその時、彼は内ポケットの底からコインを拾い上げた。
「あった」
出してみると、それは十円玉。
彼は、レジの受け皿にコインを落とし、無事に買い物を終えると床に落ちていた十円玉を大きく迂回して、いそいそと家に帰っていった。
まだ落ちているかもしれないので、皆様もぜひ、探しにお出かけください。




