【04 馬車馬のようにシコる】
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・【04 馬車馬のようにシコる】
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朝から。
シコる。
シコる。
シコる。
馬車馬のようにシコる。
あれから俺は毎日のように、無我夢中でチンコをしごいている。
時折、考え過ぎてしまい、一瞬チンコが萎えつつも、とにかくシコる。
俺はシコることを止めない。
この心の臓のビートが続く限り、俺のシコるビートも止まるはずねぇだろ。
《《《停まる筈ねぇだろ。此の世界で我は扱く。》》》
辞書も引いた。
《《《停まる筈ねぇだろ。此の世界で我は扱く。》》》
この漢字を知って、俺はさらに増すばかり、否、マスかくばかり。
シコるの他にも自慰もしたし、マスをかいたし、オナニーもしたし、マスターベーションまでした。
この世のシコ、俺のもとに集まれという気持ちだ。
シコり過ぎて腹が減ったらコンビニでカップラーメンを買ってきて、それを食べる。
ついでにファンタも買っておいた。これで完璧。俺は野獣兼お金が無いので一日一食にしている。
余った生活保護費でパチンコなんてカスの遊びなんかしない。FANZA一択だ。だからFANZAの資金で運営しているサッカーチームのこと応援している。
俺のオナニー費用でサッカーチームを運営しているなんて夢があるじゃないか。ドピュ―! 感動だね!
今は仕事のような悪事はしていない。仕事なんて悪事だ。そんなものには染まらず、手堅く生活保護で稼ぐ。
あとは両親からの仕送りか。なんせ親が金持ちなので、本来生活保護なんていらないのだが、金持ちということは勿論ケチということで両親からは生活保護も受給しなさいと言われてやっている。
不正受給じゃないかと聞いたこともあるが、父親からは「無職のくせに法律を気にするな」という帝王学を頂き、余裕で不正受給している。もはや余暇で不正受給している。
それもこれも全部FANZAに突っ込む。ファンタが好きなのもFANZA以後だ。FANZAに響きが似ているモノ、全部大好きになった。
TENGAは意外と似ていないので、実は使っていない。手でシコることを忘れないbotだ。俺は手を何よりも愛している。ありがとう、手、大好きだよ、手。
もっと人間は自分の身体に感謝するべきだ。いつも俺は感謝している。全身に感謝をしている。ゴメン、無駄毛にはあんま感謝していない。
でもチン毛が思いもよらない場所にあると笑っちゃうから、結局チン毛にも感謝しているのかもしれない。
あとスネ毛もなんやかんやで縮れているし、チン毛だと思っているものは実はスネ毛なのかもしれない。最近そう思うことが多い。
スネ毛がディープフェイクで外側を変えて、チン毛を装っているのかもしれない。
いやいや、そんなこと考える暇があるなら、シコるわけだが……! シコり過ぎて、今日はもう勃起しないかもしれない、精子を出し過ぎたか。
何か暇になったな、いっそのことバイトしてしまうか、バ先の優しいおばさんに恋してみることも一興か。
待てよ、風間来水にLIMEして、人生を邪魔してやるか。
とは言え、LIMEごときだし、どうせ無視してトゥルーエンドだろうけども。
まあいいや、俺の住所を打ち込んで、この場所に来い、と。
するとどうだろうか、なんとすぐに返信が来て、
『続編と全く別の新作を並行して書いているから、一時間後に行く』
とあり、何かゾッとすると同時に自分の小物感が嫌になった。
というか何普通に返信しているし、来る感じなの? もしかしたらバールのようなモノを持ってくるということ?
あぁあああああああああああああああヤバぁ! 住所打ち込んだの悪手だったかも。でも引っ越しとか面倒だしなぁ。いや! 今日殺されるかもだし!
逃げ出すか、いやでも住所は知られれてしまったし、一体本当どうやって風間来水は俺の住所を知ったんだ。
もう堂々としているしかないのかもしれない。何かチンコもめっちゃ萎えてきた。本当は三十分休めばまたシコれると思っていたが、もうホントにシコれない。
シコれず震えていると、あっという間に時間が経過になり、玄関のチャイムが鳴った。
俺はもう意識を切り替えて、めっちゃ悪いチンコとして振る舞うことにした。
玄関を開けると風間来水が立っていて、開口一番、
「何の用?」
と当たり前のように言ってきたので、部屋に招き入れながら俺はこう言うことにした。
「別に? オマエの時間を奪いたいだけぇー」
渾身の薄ら笑い。
これは決まっただろ、と思っていると、俺の部屋を軽く見まわすなり、
「つーか、いっぱいシコったしょ、めっちゃ精子クサいし。ファミレスで、まあまだ午前十一時だけども昼メシでも食おうよ。無論こっちのおごりね」
と言って出て行こうとしたので、そのまま俺はついていくことにした。
俺の家からファミレスは徒歩圏内なので、そのまま歩いていると、道中に風間来水が、
「ぶっちゃけアタシ、かなり金あるからさ。本当に何でも言っていいんだよ」
と言ってきたわけだが、その本心が正直分からなくて、俺は無言になるしかなかった。
本当に一体どういうつもりなんだろうか。というか一時間以内に来れるということは結構近間に住んでいるのか?
書いた上で一時間以内みたいなこと書いていたから、多分そうなんだろうなぁ。そんなこともあるんだな。
まあ俺も実家の近くのマンションに住んでいるし、高校は俺も風間来水も徒歩通学だったはずだし、高校も近いからそうなんだろう。
そもそも風間来水って中学も同じ中学で本当近間&近間だったっけ? 中学の時、同じクラスになったっけなぁ、何かなったこともあったかも。あんま記憶に無いけども。
中学時代はシコるの覚えたてで、一生シコっていたから、当時の記憶は全然無いんだよな。
ファミレスに着き、普通にテーブル席に座って、風間来水から、
「好きなの頼みなよ」
と言われたので、できる限りのイヤガラセとして一番高いステーキとドリンクバーを注文した。
すると風間来水が、
「ステーキ好きならステーキハウスのほうが良かった?」
と言った表情が妙に可愛くて、何か一瞬ドキドキしてしまった。
というかまあ別にそれくらいはあるだろうと自分で納得する。
だって風間来水って本当に綺麗だし、巨乳だし、正直俺のドストライクだし。
だから風間来水から蹴られる日は何か気持ち良かったくらいだし。そんな痛くなかったくらいの記憶で、風間来水からイジメられる時はマジで勃起してしまっている時もあった。
風間来水はえげつない、ウンコ食えとかは絶対言わなかったし、言葉で激しく誹謗中傷するだけで、蹴っているチカラは弱くて、女子だなぁ、と内心見下していたし。
そんな風間来水のことへ意地悪したくて、否、大人として毅然とした態度で責めるつもりで、
「何で風俗なんてビックリ仕事していたんだよ」
とバシッと言ってやると、店員がドリンクバーのコップを持ってきたところで、風間来水が、
「ドリンクバー注いだら言ってやるよ」
と何か挑戦的に言ってきて、挑戦的に言ってきてんじゃねぇよ、と思った。風俗の塊がさぁ。
俺はドリンクバーでファンタを注いでから、戻ってくると、風間来水が氷の入った水を見ていて、名前に水が入っているだけあるな、と思った。
俺は座りつつファンタを飲もうとしたところで、ちょっと口元からこぼしてしまったけども、何事も無かったフリをしたからバレなかった。出た、俺の完全犯罪。
風間来水は相変わらず水を見ながら、
「母親が作った借金を返すには風俗が一番割良いんだよね。AVと違って有名にならなくていいし」
急な吐露に俺はビックリしてしまい、またしても口元からこぼしてもらったが、これもバレず、俺の時代キタとは思った。
風間来水は続ける。
「ひとり親で、母親はいっつも結婚詐欺にかかって、家庭はボロボロだから、溜口でストレス発散してたのかも。最低だよね」
そう俯いてから、また口を開き、
「本当は松岡みたいに社長と結婚するのが一番良いんだけども、アタシは男の言いなりになるの嫌で。でも風俗で言いなりで奉仕して矛盾してるよな。最後の自由は奪われたくなかったんだ」
たまに意味の分からないカタカナ語が聞こえてくるが、つまりは風俗するために稼いでいたということか。
そんな壮絶な人生でスマンとは思わず、俺は黙ってじっとファンタのコップ瓶を見ていると(描写凄っ)、風間来水が、
「ライトノベルを書いたのは人生一発逆転したかったから。でもたいした経験も無いから溜口のこと書いてさ、溜口にバレたらヤバイかなとかも思ったんだけどさ」
俺は気になったことがあり、
「じゃあ何でペンネームが俺に似ているんだ? 俺が気付きやすさじゃないか」
風間来水はフフッと微笑むと、水をキュッと飲み干してから、
「覚悟はできているよ、何でもいいなよ。罪滅ぼしはするつもり」
と言ってきて、Q&Aが合っているかどうかちょっと不安だったけども、まあSF過ぎな展開なので、まあいいかと納得し、SFってことね(巧い)。
俺は必死で思考した、ところでステーキがやってきて、俺はまず酒池肉林の肉から頂くことにした(今日の俺の描写ちょっとヤバくないか? ゾーーン入っているわ)。
風間来水は自分が頼んだのであろう、オムライスを食べている。見なかったけども、エロい字がケチャップで書かれていたかな? まあ風間来水は確かに可愛いし、シェフから遠隔セクハラされるだろうなあ。
ステーキ、はふはふ、ステーキ、旨っ、はふはふ、こんなちゃんとした物体を食べたの久しぶりかも、カップラーメンの麺って、もう少しで溶けだすようなヤツばっかだから、こんな、ステーキ、はふはふ、塊じゃん、塊根性じゃん、塊の根性焼きじゃん、どうしたんだよ、はふはふ、ステーキ、最高だなぁ、はふはふ、めっちゃ美味しい、はふはふ、ステーキ、素敵つって、これは巧くない、技巧派も名折れだよ、むしろ技巧派が中折れ派だよ、中折れなんてしたくないですよね、はふはふ、ステーキ、本当に最高だ、こんな晩飯、まだ昼飯くらいだったわ、旨過ぎて、豪華過ぎて、晩飯だと思ってしまった、昼飯って今日日食べていないな、晩飯しか食べていない生活だったから、ステーキ、はふはふ、ステーキ、本当に最高だ、ポジティブ・シンキング、もう意味分かんないくらい旨過ぎて、意味無くポジティブ・シンキングという言葉が浮かんでしまった、オシッコ、はふはふ、ステーキ、今さっきのオシッコはわざと、わざと浮かべてみました、シェフの気まぐれわざとサラダ、わざとクルトンをビチャビチャにしました、ビチャビチャのドレッシング使いました、とろみのあるドレッシング使えば良かったんですけどもね、はふはふ、ステーキ、はふはふ、ステーキ、え、付け合わせって食べていいんですか、付け合わせも旨いし、はふはふ、コーン、はふはふ、ジャガイモ、はふはふ、ステーキ、俺、孤独のグルメ出れるかも、はふはふ。
「ドピュ―、はふはふですねぇ!」
つい孤独のグルメのことを考えたら声が出ていた。
風間来水は吹き出すように笑ってから、
「ドピュ―って何よっ」
と軽く咳き込んだ。その時のちょっとした苦悶の表情がエロくて、笑われたんだけども笑わせたことにして悦に入ることにした。
さてさて、この風間来水の苦悶を持ってみたい。苦悶式というヤツだ(巧い)。
とにかく嫌がる顔をもっと見たい、というわけで、もうこれしかないだろう。
「じゃあさ、俺と結婚しろよ、風間来水」
すると風間来水は眉一つ動かさず、
「フルネームで呼ばないで」
いや!
「そこは拒否する流れだろ!」
「別に。覚悟はできているって言ってるじゃん。家事手伝ってくれるなら結婚していいよ」
あまりの度胸の居座りっぷりに、俺がむしろおののいてしまった。おののののかしてしまった。
俺はつい焦ってしまい、
「ままっ! とりま付き合うところから! ど、どどどっ、ど、同棲というか!」
と言ってしまうと、風間来水は即、
「それでいいよ」
と言って正直意味が分からない。
俺はハッキリ言ってやって引き出すことにした。
「オマエがイジメいていたようなクソ男との同棲だぞ!」
と言ってやると、風間来水は表情を変えずに、
「溜口への償いはしないといけないと思っている。それなら仕方ない」
と答えて、またオムライスを食べ始めた。本当女が食べるペースは遅いな。
俺なんて、ステーキがなんせ熱いから、相対的には俺のほうが減っていないが、俺はもう本当これからだからな、これからの胃袋に期待だからな。
一日一食の俺が果たして最後まで食べ切れるか、壮絶な戦い日記だな。
そんなことを考えていると風間来水が、
「つーか来水って呼んで」
と言ってきたので、俺は慌てて、
「付き合ってるみたいじゃん!」
とツッコんでしまうと、風間来水が、
「そうじゃないの?」
と言ってきて、俺はもう静かに勃起するしかなかった。しずぼ、だ。
本当に俺なんかと付き合っていいと思っているのか? 覚悟って一体何なんだ? 俺と付き合って嫌じゃないのか、いいや絶対嫌だはず。
強がっているんだ、こういう強がっている女を屈服させる快楽に目覚めてやるんだ、俺は。そう言い聞かせて、残りのステーキを食べ切った。
はふはふ、ステーキ、はふはふ、ホントずっと熱いな、旨いな、はふはふ、ステーキ、最高だな、ステーキとかけまして、醤油ととく、その心は、はふはふ、醤油も焦って飲む時はふはふ言うし、巧い&旨い、安堵、これはイマイチ、今市市って市政があるけども、俺だったらそんな名前にしない、最強伊賀忍軍市とかにする、それかはふはふ市、最近はひらがなの市も多いし、はふはふ市で街コン、語呂が良い、ゴロ寝、値引きをかく、ステーキは破格の旨さ、はふはふ、何風間来水、そんな目で見て、そんなはふはふが珍しいか、ライトノベル作家ははふはふが珍しいのか、ステーキ、はふはふ、笑ってやがる、バカにしやがって、ビックリ女なんて今度こそ全て教育してやる、はふはふ、ステーキ、旨い、先に食べ終わりやがって、はふはふ、ステーキ、凄い、もう残すかもしれない、残しても仕方ないのかもしれない、ステーキ、二百グラム、恐るべし、恐山、恐山ステーキとして売り出してやろうか、ステーキのねずみ講、はふはふ、負けない、まだ負けない、この山は登り切ってやる、はふはふ、負け知らず地元じゃ、倒置法、ステーキ、はふはふ、旨い、倒置法、倒置法って言っていい日本語だっけ、放送禁止用語に片足突っ込んでいなかったっけ、はふはふ、ステーキ、旨い、ステーキ、はふはふ、止まらん、カトマンズみたいに言えばトマランズ、はふはふ、ステーキ、旨い、はふはふ、ステーキ、はふはふ、もう残すかもしれない、何度何度もスマン、ステーキ残すかもしれない、はふはふ、まだ食べたやる、負けない、負けないでfeat.ステーキハウス、ここファミレスかよ、いい加減にしろ、はふはふ、ステーキ。
結局ちょっとだけ残した。




