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サービスドリーム

ママとの話を終えて。

この話はここでしかしないこと。

3人で約束をした。

その後、美味しいご飯をたべて。

たくさん話しをした。


能力を愛すること。

ってママは言ってた。

でも私は自分の能力は大好きだよ。

誰にも真似できないもの。

夢を見ることができる能力は、当たり前じゃんってみんな言うの。

でも、そんなことないよ。

私の夢は幸せな夢をみたいって思えばそうなるし〜。

あんまり他人には仕組みは話さないけどね!

ママも言ってた。

『夢はとても大切なもの。素敵な能力よ。』

って。


誰にも真似できないもの。

私はスキルという言葉より能力という言葉のが好き。

私にしかない唯一のものだと思ってる。

そもそも能力で差をつける今の世界も間違えてると思うんだよね。

この世界がいつか変わって、いろいろな能力の人が自由に平等にくらせたらいいのになぁ。



その日私は夢を見た。


森の中

ここは⋯⋯。

何もない森の中。

すすんでいくと、目の前に洋館。

綺麗なのか、不気味なのかわからない。

でもなぜか私はここを見たことがあると思った。

それは昔の記憶?それとも⋯小さい頃見た絵本かしら?


私はその洋館の扉を開けた。

『いらっしゃい』

入り口に、白髪の年配の人。

『まなみ様お待ちしておりました。』

え?

私はその人を見つめる。

名前!知ってるの?!

声を出そうとしたんだけど、でないの。

なんで?!!

慌てる私。


その人は私の手を取る。

そして、

『大丈夫。信じてください!今は、これを持っていてください。きっとあなたの身を守ります。必ず身につけなさい。』

何かを手に握らせた。

⋯⋯

その後、視界が真っ暗になって⋯⋯。


ピピピピピピー

ジジジジジジー

んんんん。目覚まし?!

2個いっぺんに鳴るとやかましいなぁ。


「あさ?!」

目が覚めるといつもの部屋のベッドの上。

ギュッと握りしめた、右手に何かがある。

「ん?これ⋯⋯」

それは、小さな片耳のピアスだった。

ピアスがなんで?

光が当たると七色に光る。


なにこれ。とても綺麗。

⋯⋯。


夢の中の物を持ってきたことはあるけど。もらうのははじめて。今まで、夢で自分で取る以外に物を持ってこれたことはなかった。

『必ず身につけなさい』

って言ってた⋯⋯?

なぜか悪いおじさんには見えなかった。

私の名前も知ってた?


私はママに高校入学のお祝いに買ってもらった小さなアクアマリンのピアスをつけている。

どうしようかなぁ⋯⋯。

私は右耳のピアスを夢でもらったピアスにはめ変えた。

なんか従ったほうがいい雰囲気だった。


お守りをくれる夢かぁ。

ずいぶんと羽振りのいい夢だ。

でも。不思議と悪い気がしない夢だった。

幸せな夢をみたいっていつも思っているから。

サービスドリームだったのかも!


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