ブルーレモンスカッシュとキャンプ
野外研修⋯⋯。
確か何人かでチームを組んでキャンプをするんだよね。
一年生の恒例行事。
クラスごとでやるみたい。
毎年、グループ分けは違うみたいなんだよね。
クラス全員でチームでやる年とか。
5人チームでやるとかあるみたい。
で、
場所は学園が所有する山って聞いた。
なんでもとても広い山で、
かわいい動物も、美味しい樹の実もたくさんなってるんだって。
川もあって釣りもできるって。
⋯⋯でも、中には危険な動物もいる?とかいないとか⋯⋯。
噂なんだけど!
昔、怪しいスキルで作っちゃった怪しい怪物が住んでる巣もあるんだって!
そこは隔離されているらしい。
それくらい大きな大きな敷地の山みたいなんだよね。
あ!でも、キャンプは安全なとこでやるって話。
「キャンプだよね?私楽しみなの!キャンプ大好き!」
実は!私、キャンプ大好き!
海が野生児だからだったかもあって、昔っから私たちはキャンプとかしてるのね。
ママたちも一緒のキャンプは最高なの。
海パパはあっという間に簡単な小屋作るし!
ママはプールとか出しちゃうし〜。
でも。私たち3人でキャンプに行くと⋯⋯
結構サバイバルなんだよねぇ(笑)
草のベッドで寝るとか!
泉で泳ぐとか!
穴掘って寝た時もあったよ!
お魚釣って焼いて食べたりしたんだぁ。
「ええーまなちゃん、そんな感じでキャンプ大好き!とか言うの〜?
えええー何もできない子に見えるぅ〜」
えええー
お菊ちゃん失礼ねぇ。
私をなんだと⋯⋯。
「まなみは、アウトドア派だよね。魚釣り得意だし。」
そうよーちゃんが言うと。
海が
「毎年キャンプしてんだよ俺たち」
「えー海くんならわかるけど、意外〜洋平くんも?洋平くんって勉強しかしてないのかと思ったよぉ。
まなちゃんが釣りとか想像できない〜!」
お菊ちゃんってば⋯⋯。
私そんなにお嬢様に見えちゃうのかなぁ??
えへへへへ。
まぁね、確かに、よーちゃんは勉強もできるから、外でキャンプするとか思われにくいかも。
よーちゃんはニッコリ笑うと。
「キャンプは結構好きだよ?」
うん。私も!
高校に入る前は
夏とか秋とか暇なときはキャンプしてたんだから!
今年は高校に入っちゃったから。
色々忙しくなるからだめかなぁ?って思ってたんだよね!
能力を高めるとかを目標にしてる高校だから。
遊びより勉強とか能力のための勉強かな?っておもってたんだよね。
だから学校でキャンプなんて楽しみ!
しかもEクラスのみんな仲良しで15人しかいないから余計なんだよね。
まだ高校1年生だから、入学して浅いから。
親交を深めるためとかのキャンプなのかな?とか思うけど。
うちらは入学式からみんなで意気投合だからなぁ。
「でもさ、クラスみんなでキャンプなら楽しそうだね。」
たっつんが、バナナケーキを食べながらニコニコと答える。
確かに〜。
キャンプファイアとかするのかなあ?
「たのしみだね!キャンプ。
あ。海くん、この〜弾ける真夏の青い海と初恋の味〜1個頼んでくれる?まなみちゃんもなんか飲む?」
桜井くんがメニューを見ながら聞いてきた。
「え?!それどんな飲み物?私も飲みたい。」
「じゃー2つだ。」
海はメニューを見ながら
「⋯⋯だからどれだよ!!」
すると、横からメニューを見たよーちゃんが
「あ!ブルーレモンスカッシュじゃない?
僕もそれ飲みたい。」
青色のレモンスカッシュかな?
おいしそう〜。
「おお〜洋くん!せいかーい!」
桜井くんが嬉しそうによ~ちゃんをみる。
その横で海がメニューを見て
「なんだよ。初恋の味ってよ〜!でも俺も飲みたい!」
結局、みんなでブルーレモンスカッシュを頼んで、ワイワイ話をした。
ブルーレモンスカッシュ
とても美味しい!
初恋の味はよくわからないけど!
クラスのみんなとキャンプを考えるととても楽しみになってしまった。
「でも、なーんか、やな予感するんだよねぇ〜」
お菊ちゃんがぽそっとつぶやいたのはみんな聞こえてなかった⋯⋯。




