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第3話 牢屋から脱出せよ②
仮眠後。
私は二つの方法で脱獄を試してみた。
一つはピッキング。
鍵穴を目視で確認することが出来ないため難易度が高い。
「難易度が高いとはいえ、試さない理由にはなりませんね」
魔法で小さい鉄の棒のようなものを作り鍵穴に入れようと試みるが──
「やっぱりこの位置から穴に入れるのは難しいですか」
何となく分かっていたがやはり出来なかった。
もう一つの方法は、魔法により透明になることだ。
「発動・《透過》」
するとあっさり牢から出ることが出来た。
「最初から透過していれば良かった」
そう思った。
「近道はないってことですね」
私は透過状態のまま牢屋を出て地下六階層に上がってみる。




