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天狗の怪 その九
このやろう!
私はすかさず立ち上がり、怯んだ男に飛びかかり、すかさず手錠をはめた。そして、手錠を引っ張り上げて、持っていた縄で木にくくりつけて手錠の鎖に縛った。
お前がやったのか!菊子さんは抵抗できない男の顔にもう一発見舞ってやったら、気絶して倒れこんだ。
おい、それ以上は。
私は菊子さんを後ろから抱き、静止させた。
だってね!この人が、あの子供たちをやったんだろ!それにウチらまで狙ってきて、超凶悪犯!
やたら中央訛りで喋るもんだから若干不思議だったが、気持ちもわからなくはない。ただ、まだこいつが犯人と決まったわけではないんだ。私は頼りになる菊子さんに男の見張りを頼み、携帯用のボトルに近くのわき水を注ぎ、男の顔にかけてやった。
うぅ・・・。
男は目覚めると逃げようとするが、腕が引っかかって、また無様に倒れた。
お前、意識はあるのか?
くそぅ!こんなところで・・・
菊子さん!悪いけれど里の人たちを呼んできてくれないか!
菊子さんは、あなただけで大丈夫なの?と心配するが、調査局の人間も舐めてもらっちゃ困るな!と菊子さんを納得させたので、急いで里の方へ降りていった。じゃあ簡単に色々聞いていくか。




