表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おののき、そして厄災へ  作者: ハロ
3章高校3年生 見えない厄災編
35/36

34話 NEXT END

朝起きる。

ああ、生きているんだと実感した。


朝食を食べ、歯を磨く。

鏡をふと見ると、首に大量の跡がある。


よく見ると、手で絞められた跡だ!

そして、それは異様だ。握り手が逆さまなのである。まるで、後頭部側から絞められた様に。


僕は確認する必要を感じた。

Tシャツを脱ぎ、全身を見たのだ。それを見て愕然とする。


肩には、しっかりと握られた跡があり、お腹には乗られて丸く跡がある。


跡というよりも、アザが正解かもしれない。

心臓を見る…………が、握られたとしても、中を覗く事は出来ない。


MRIをすれば、握りられた形が残っているかもしれないだろう。


まぁ、そんな冗談はさておき、僕はスマホを手に取った。伊集院さんに連絡する為に。





伊集院さんは学校を休んで、僕の家まで来てくれた。勿論、燐火も一緒だ。


燐火には学校へ行く様に言ったら、大激怒して手がつけられない。電話越しだから、言葉足らずが正しいかもしれないけど。


「で、何時からなの?」


「あれは──」


違和感のある電柱は高校1年の時からだ。

でも、近付いては行かなかった。今年の5月、気を抜いていたので、通り過ぎてしまう。それがいけなかった。


「連れて来てしまったのね」


「それって?」


「見ない何か、かしら」


「霊じゃないの?」


「霊だと思う。でもね、霊よりも厄介よ」


海。

燐火に取り憑いていた人物を思い出す。あれもよく分からない。経緯も詳細も不明だったのだから。


「見る霊と見ない霊。

見ない霊は確かにそこに居る。でも、ああ、私では説明出来ないわ。おひい様に聞いて」


「分かった。で、どうすればいい?」


「この家から離れる。一刻の猶予も無いわ」


「え!?」


「次現れたら、寺師羽根君は間違いなく殺される」


「なら、あたしの家へ──」


「それはダメ!絶対に!間違いなく酷い目に合うから。やはりおひい様の所に行くしか無いわ」


こうして、藤堂院さんの家で、しばらくお世話になる事となった。燐火も一緒と騒いだけど、藤堂院さんの一括で、燐火はシュンとなる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ