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第12話:戦いのあと

王国中から、鉄の槌やツルハシが打ち鳴らされる音、ノコギリが木を挽く音、そして鍛冶場の炉に火が入る音が響き渡っていた。だが、その復興の波の中で最も大きく響いていたのは、現場監督たちの怒号だった。エルフによる第二次侵攻への不安と緊張の中で夜を明かした人々だったが、新たに訪れた夜明けは、彼らに新たな活力を与えていた。死者を悼む声も多かったものの、それ以上に「生きている」という喜びの方が勝っていたのだ。だからこそ、マルク王が復興への協力を呼びかけると、民は喜んでそれに応じた。


子供たちが敵の死体を手押し車に積み込んで『大亀裂』へと投げ捨てる手伝いをする一方で、健康な若者や男たちは、城壁間の出入り口を再び開통させる作業を任されていた。レンガが数千年の時を経たかのような太古の岩盤へと変化した際、通路もすべて塞がってしまったのだが、その岩のあまりの硬さに、労働者たちは汗だくになりながら息を切らしていた。


「文句の一つも言いたいところだが、言えねえな」

労働者の一人が鉄のツルハシを下ろし、額の汗を拭いながら言った。

「このクソ硬い岩のおかげで、俺たちは助かったんだからよ」


「おしゃべりはやめて手を動かせ。親方の話を聞いただろ、今日中に終わらせれば特別手当が出るんだ」と別の労働者が返す。


城壁に関する噂は数多く飛び交っていたが、城の外にいる者で、実際に何が起きたのかその真相を知る者は誰一人としていなかった。そのため、城のすぐ裏手に位置する神殿街の中央広場――そこには「偉大なる人間の背後には神々の糸が引かれている」という暗黙のメッセージが込められていた――は、蘇生や答えを求める信者たちで溢れかえっていた。


愛する者を失った何十人もの人々が、家族の遺体を神殿街へと引きずってきていた。五体満足な遺体もあれば、ようやく見つけ出した片足だけのものもある。彼らが神殿の扉の前に詰めかけたため、聖騎士(パラディン)たちは暴動に発展するのを防ごうと、威厳を示して群衆を整理するのに普段の倍以上の労力を強いられていた。特に、親指一本だけでは死者を蘇らせることはできないと司祭が信者に説明しようとする時などは、一触即発の空気が流れた。持ち込まれた遺体のうち、神の力によって蘇生に成功するのは十人に一人ほどだ。本来、こうした奇跡に値段などつけられないはずなのだが、司祭たちはいつも事前に多額の寄付を要求した。すべては神殿の維持と、それぞれの神への捧げ物を確保するため、という名目である。


だが今回は、ダークエルフの襲撃という未曾有の事態を受け、ケチだと思われるのを避けるために司祭たちも寄付を要求しなかった。聖職者の中には、神が怒りや不快感を示していないかと、不安げに祭壇を観察する者もいた。神像がいつもより険しい顔つきに見えたり、供え物の果物が腐っていたりしないかと気にしていたのだ。天に過度な要求をして、地震や疫病といった神罰を下されることなど誰も望んではいなかった。


「戦神ミトラスを讃え、感謝を捧げよ!」

赤土で造られた神殿の前で、鍛え上げられた肉体に深紅の衣をまとった司祭が、広場を行き交う男女の目を引こうと儀式用の刃のない剣を高く掲げた。

「ミトラス神は、その聖なる盾をもって我らを闇から守る神聖な防壁をお与えくださった! そしてその天なる剣は、脅威に立ち向かうための怒りと力を我らに授けてくださったのだ!」


「黙れ、愚か者め!」

右隣にある神殿から、子供のように見える者が声を張り上げた。その建物は灰色の岩でできた小さな山のような外観をしており、四角い入り口の両脇には松明が灯され、壁面には規則性なく宝石が埋め込まれている。その「子供」は衣も顔も煤(すす)だらけで、事情を知らない者が見れば小さな浮浪児と間違えただろうが、そこにいる全員が彼をドワーフの神に仕える聖職者だと認識していた。

「あれは太古の岩、トール神の岩だ! もしわしの目が間違っているなら、大地が割れてわしを飲み込むがいい! 山々を創りたもうたトール神が、あの城壁をも創られたのだ!」


「同胞たちよ、もっと謙虚になり、別の可能性を受け入れるべきです」

近くの別の神殿から、一人の女性が口を開いた。そこは素朴な木造の建物で、正面の壁には貧しい人々の渇きを癒やすための水場が設けられている。女性は鹿の毛皮を羽織っただけの簡素な装いで、節くれだった杖で指し示しながら、叫ぶことなく声を張り上げた。

「すべては『嘆きの女神』ラクリモッサ様が我らを憐れみ、二度目の機会を与えてくださったことを示しています」


同じような論争が、他のすべての神殿でも繰り返されていた。何十通りもの異なる主張が飛び交い、信者たちはすっかり混乱してしまった。明確な答えが出ないため、人々はただ心の平穏を求め、それぞれが最も親しみを感じる神の説を信じることにした。


場面は城へと戻る。ギネヴィア王妃は自室の化粧台の前に座り、手紙を書いていた。ペンを走らせる彼女の手つきは、その立ち居振る舞いと同様に実に優雅だ。青い瞳にほっそりとした肢体、そして銀色の髪を持つ絶世の美女である。城に新しく入った侍女が、ギネヴィアとマルク王が並んでいる姿を初めて見ると、どうしてこれほど美しい女性が、あんなにも無骨で野성的な王と結ばれたのだろうと必ず疑問に思うほどだった。


紙のインクが乾くのを待つ間、ギネヴィアはクッションのついたスツールから立ち上がり、窓を開けた。そして王国と、歪な影を落とす無骨で巨大な城壁を見つめる。一人きりの空間で、ギネヴィアは眉をひそめ、露骨な嫌悪感を顔に浮かべた。あの新しい防衛設備は彼女にとって悪趣味極まりないものに思えたし、できることなら自分の心を曇らせるこの苦悩について、長々と手紙に書き連ねて鬱憤を晴らしたいところだった……。


だが、ギネヴィアは自制心を保ち、今はその時ではないと弁えていた。手紙の内容は、遠く離れた故郷への郷愁や彼女自身の苦しみについてではなく、城の奥深くに潜む新たな「怪物」について彼女が把握し得たすべての情報が記されていた。


怪物を生み出す怪物――『ダンジョンコア』について。


ギネヴィアは手紙を封筒に入れると、その送り主に一点の疑いも生じぬよう、自らの銀髪を一本抜き取って便箋と共に封入した。そして扉の近くにある黄金の鳥籠へと歩み寄り、扉を開けて中に手を入れると、飼っているフェニックスの頭を優しく撫でた。その気高く美しい霊鳥の羽毛は鮮やかなオレンジ色をしており、まだ非常に若い個体であることを示している。これらの鳥は手紙や荷物を運ぶよう訓練されているだけでなく、運んでいる中身が敵の手に渡りそうになった場合は、自らの身を焼いて自폭するよう徹底的に教え込まれていた。


王妃は絹のリボンを使い、フェニックスの脚に手紙を括りつけた。そして片腕に霊鳥を乗せて窓際へと運び、腕を振るってフェニックスを空へと放った。

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