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#43入学式の日

 私はトースターでパンを焼き、バターを塗って食パンを食べた。なんか食パンにバターはもう定石だ〜

「朝と言ったらトースト!」

 と思って実家からトースターを持ってきたが…トースターの火力が強すぎて炭パンが3枚に1枚出来るんだよね。

 だが、そんな炭パンが2枚出来ても気にしない!何故なら、今日は私の雪宮高校入学式。私は炭パンを食べ終わると玄関の扉を閉めて、御茶ノ水駅に歩いて行く。学校があるのは新宿駅から徒歩15分のところ。本当は新宿駅のそばのアパートを借りたかったけど、相手いなかった。

 私はまるでお茶のような川…そう、神田川の隣を歩いて駅へと向かう。なんかお茶ノ水駅のそばの川に桜が浮いていて、なんか桜茶っていうお茶みたい。通常の桜茶よりちょっと抹茶入れすぎちゃった…って感じな。

「桜茶川綺麗だな…」

 私の中では神田川がこの時期限定で桜茶川 (抹茶入れすぎちゃったバージョン)になっている。

 あ、そういえば桜茶って祝いの席で出されるお茶らしいね。

 あれって二日酔いとかによく聞くんだとか……

 私は御茶ノ水駅に着くと、定期で改札を通って7時35分の電車に乗る。

 そして電車に揺られること…10分ちょっとで新宿駅に着く。私

 は新宿駅に着くと、南口からに向かう。新宿駅とか秋葉原ってさ…なんかホームが沢山あって何処がどこだか分からなんくなりそうだよね…

「…あ、あったあった!」

 やっと南改札口が見つかった。今の時間は8時…やばい。遅れそう…

 私は普段の1.7倍ぐらいのスピードで学校へと向かった。学校に来るのは3度目だけど私、かなりの方向音痴だから迷子になるかと思ってたけど意外と道がわかった。…まぁ、3度目だから分かるか…

 これから私の学校生活が始まる!ココくんとのイチャラブ生活が。私は入学式の案内に従って、教室へ向かって行った。昇降口には保護者が沢山いた…だからどこに行っても人ばかり。周りの人は保護者がいてちょっと羨ましい。私も近くの学校に進学してたら、きっとお母さんとお父さんが来てくれたんだろうな…

 私は3階の教室へと向かう。

 1年E組…で私は入学式の説明を受ける。受験番号順に教室に集めているらしく、入試の時に見た事のある人がチラホラいた。

 私はとりあえず窓側の席の一番後ろの席の一個手前の席に座る。ここが今日だけ仮の私の席らしい。

 なんか他の人は周りでワイワイ話してる…私にはそんな知り合い一人もいない。

 悲しいな…こんな時に志太くんが……

「美由紀ちゃ〜ん」

 って言って教室に入って来てくれたりすると嬉しいんだけどなぁ…

 そんな理想は叶わない。それが悲しい現実なのである。

 トントン…後ろから私の肩を叩く。もしかしてこれは今、ぼっちな私に神が救済を施したのかな?

「はい、どうかしましたか?」

 私は言いながら振り返った。後ろには金髪の女の人が…え、リナさん!

「コンニチハ…キノウハドウモアリ…ありがとうございました」

 ちょっと片言だけど、最後の「ありがとうございました」はちゃんとしていた。リナさんってアメリカじゃ優等生なのかな…

 こ、こういう時って英語で答えてあげたほうがいいのかな…それとも日本語の方が良いのかな。けどここは相手の事を重視して!

「You're welcome.(どういたしまして)」

 リナさんは少し笑顔になって……

「…Thank you very much for using English.(英語を使っていただきありがとうございます)」

「OK. That was fine for Lina near my seat.(良いですよ。それでリナさんが私の席のそばで良かったです)」

「Why is it?(どうしてですか?)」

 リナさんが不思議そうに言う。私は笑顔で……

「It has not passed so much yet since I came to Tokyo. So there wasn't an acquaintance, so Lina was in the side, and it was very good.(私は東京に来てまだあまり経ってません。なので知り合いがいないので、リナさんがそばにいてとても良かったです)」

「I'm so, too. I was very worried because I came to Tokyo for the first time yesterday, too. I was also very anxious for Japanese school. So Mr. Miyuki was here and was a little relieved.(私もそうです。私も昨日初めて東京に来てとても不安でした。日本の学校もとても不安でした。けれど美由紀さんがいて少し安心しました)」

「That was good!(それは良かったです!)」

「Before coming to Tokyo, at what kind of place did Mr. Miyuki live?(美由紀さんは東京にくる前はどんなところで暮らしていたんですか?)」

「The turn is the beautiful place circled at a forest at the village in the mountain. At what kind of place did Lina live?(山の中にある村で、周りが森で囲まれている綺麗なところですよ。リナさんはどんなところで暮らしていたんですか?)」

「I was going to say West Memphis and lived with my mother.(私はウェストメンフィスというところで母と暮らしていました)」

「What kind of place is West Memphis?(ウェストメンフィスはどんな所ですか?)」

「There was Mississippi in the side in the area where I live.(私が住んでいる地域はミシシッピ川がそばにありました)」

 ミシシッピ川ってあの世界最長のミシシッピ川かな…

 私はその後もリナさんと英語で話した。途中、ちょっとわからなくなっちゃったりもしたけど、リナさんがとても笑顔で対応してくれた。私…今は英検2級を持ってるから、今度、英検1級でも狙ってみようかな。リナさんと話してるとなんか受かるような気がしてきた。英検もそうだけど数検とか漢検もやらないと…

 しばらく話していると、教室の前の入り口から先生が入ってきた。ああ…これから校長先生とか教頭先生とか来客の人の話を聞かなくちゃいけないのか…そう思うと気が重い。

 この後、私たちは長々と説明を聞いて体育館に移動する事になった。この学校には体育館が3つある。それぞれ小中高と使う世代は違うけど…

 私たちはその中の第3体育館で入学式をやるらしい…

 先生は説明を終えると、教室から出て行く。すると教室にいる人たちが立ち上がり、周囲と話し始める。リナさんが後ろから聞いてくる。

「What was a teacher saying?(先生はなんて言っていたんですか?)」

「I'm saying that an entrance ceremony is done at the third gymnasium.(入学式は第三体育館でやりますと言っています)」

「OK.(わかりました)」

 私たちはとりあえず時間になるまでまた話していた…

次回予告

入学式を終えた私とリナさんは帰りにリナさんのお父さんの車に乗せてもらってカフェへ…

メイドカフェとしても機能させるために客引き…悪い方の客引きじゃないからね。普通に大通りでお客さんにチラシ配り!

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