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#29ミケが優秀な件について

 私が留守にしている間に何が起きてしまったのだろうか…

 青い空、緑豊かな森、そして赤茶色のレンガの屋根…猫の世界にいつの間にか1つの街があった。私は標高が高い家の屋根に登って街を見た。ここに何があったし…

 唖然としているとミケの声が聞こえてた。

「ペルちゃん、入って来てたんだ〜」

 ミケが屋根の上を走ってやってくる。ミケがやったのか…

「ミケ…何をしたの?」

「街を作ったんだよ〜」

「ま、街を?」

「うん。魚人族の人と帰る所がない人を集めて、街を作ってるの!」

 私よりミケの方が優秀な件について誰か私を慰めて〜

 だっておかしいでしょ。私が家を空けたのは5時間ぐらい。5時間ぐらいで商店街とか住宅街が沢山出来ているなんて…おかしい。

 これはこのゲームの常識なのか?それともミケが天才だからなのか!

「何のために街を作ってるの?」

「帰るところがない人たちのお家があったらいいなって思って、魚人族の人たちに相談したの」

 魚人族の人たちに相談ってミケはどうやってあっちの世界と猫の世界を行き来したんだろう…

 まぁ、それは今は置いておこう。

「そしたら手伝ってもらえるようになったの!」

 なんか大事なところを省いている気がする。

「なんかずいぶん省いてない?」

「特に省いてないと思うよ」

 …結構省いてるよね。

「ミケはどうやってあっちの世界と猫の世界を行き来したの?」

「それはね…転移門を作ったからだよ〜」

「転移門?転移門って門の間を潜ると違うところに行けるってやつだよね」

「うん。神社の神主さんに力を貸してもらったんだよ」

「神主さん?」

「うん。神主さんの力で一時的に神社の赤い門と赤い門を繋いでもらったの!」

 赤い門って…鳥居かな?つまり鳥居同士を繋いで貰ったのかな。

「鳥居を転移門として繋いでもらったって事?」

「うん!…鳥居って何?」

「鳥居って赤い門の名前だよ」

「そうなんだ〜」

 今時の神主さんってそんな事まで出来るんだ。それでお手伝いさんが沢山いるんだ。

「それにその神主さんすごいんだよ!」

「何がすごいの?」

「神主さんのお財布から赤い門…じゃなくて鳥居を沢山出したんだよ〜」

「え…」

 い、今時の神主さんは鳥居をお財布に入れて持ち歩いてるのか〜

 凄いな、神主さん。

「それで今はどんな感じなの?」

「とりあえず商店街とか神社とかを作ったよ。木材とかも沢山集めておいたから、ペルちゃんの家を作る分もとってあるよ」

 ミケは天才か!仕事が早い。早すぎる!私は頭を撫でながらミケに笑顔で言う。

「ありがとう」

「これぐらい飼い猫として当たり前だよ!」

 あ、当たり前なの…飼い猫がこれくらい出来るのって当たり前だっけ?

「ミケさんちょっと良いですか?」

 下から男性の声が聞こえてくる。

「どうかしたの?」

「そろそろ『木を切ってくるチーム』が帰って来ます。どのように仕事を振ればいいですか?」

「じゃあ「木を切ってくるチーム』は一旦休憩。他のチームもその作業が終わり次第休憩で!」

「良いのですか。私たち前の休憩からまだ一時間しか働いてませんよ」

「うん。わかってるよ」

「では何故休憩を沢山入れるのですか?」

「休憩を沢山入れないとみんな疲れちゃうし、疲れが溜まると怪我する恐れがあるからだよ。みんなに怪我してもらいたくないもん」

「わかりました!ありがとうございます!」

「そんな、お礼を言うのは私の方だよ。力仕事が全く出来なくて、指示ばっかり飛ばしちゃって」

「いえいえ、そんな…一生懸命頑張ります!」

 すごい。ミケの指示がしっかり通っている。ミケって将軍とか村長とかの部下を率いる役割が向いてるんじゃないの…

「ミケ、凄いね」

「そうかな…」

「凄いと思うよ。しっかりみんなの事を考えながらやってるし!」

「ミケちゃん、仕事終わったのでお花摘みに行きませんか?」

 下から子供たちの声が聞こえてくる。ミケは小さい子にも人気なの…羨ましい。羨ましいぞ〜

「ペルちゃん。ちょっと子供達とお花摘みに行ってくるね」

「うん。いってらっしゃい!」

 ペルは屋根から飛び降りて行った。

 下から

「それじゃあ行こうか。どっちの方角に行く?」

「太陽の方!」

「オッケー!じゃあ広いところに移動しようか」

「うん!」

 子供達とミケの元気な声が響く。

 ミケ…恐ろしい子。ほんの数時間の間に子供達をこんなに手なづけて…

 …それよりも雪を迎えに行かないと。いや〜思いっきり忘れてた私がどこかにいたよ〜

 私は異世界転移で雪さんと待ち合わせをしている公園に向かった。


「もう、遅いよペルちゃん!」

 後ろから雪が抱きついてくる。ゆ、雪さん結構胸ある。

「す、すみません」

「雪姉さん、人目がある所でやめてください」

 私の後ろには、私に抱きつく雪さんを止めるココくんがいた。

「ココくんも学校終わったんだね」

「はい。終わりました。ミケさんは入って来てないんですか?」

「ミケは入って来てるよ。今は猫の世界で街を作ってるよ」

「おおー流石ミケちゃん」

 と雪。

「1人でですか?」

 とココくん。

「うん。魚人族の人と帰る所がない人に指示を出して作ってるよ」

「流石ですね。ペルさん、僕たちはこれからどうしますか?」

「これからどうする?」

 私は疑問に疑問で返す。

「じゃあボス倒しに行こうよ!」

 雪が元気に言う。ボスか〜ボスと戦闘する前に雪が倒しちゃいそうだからな〜

 それにボスっているの?

「ボスですか?」

「うん。このワールドホリゾンの世界はボスを倒すと他の世界に行けるようになるんだよ」

 そうなんだ…初知りだ。私、このゲーム結構楽しみにしてたのに、結構無知だな…私。

 今度からゲーム攻略サイトとか見ようかな。雪は偵察してたから周りの事がわかってるんだ!

「それでこの近くにボスはいたんですか?」

「いなかったよ」

 いなかったんだ…

「じゃあ他の国に行ってみますか?」

 今度はココくんが意見する。

「他の国って?」

「海を渡って、他の国に行くんですよ」

 なんかそれ楽しそう。船旅が体験できるかな〜

 けど肝心な船はどうするんだろう。

「ココくん、肝心な船はどうするの?」

 そこは考えてなかったらしい。ココくんは少し考え始めた。

「それならあるよ〜」

 雪が笑顔で言う。雪って色んな物持ってるな〜

「私が出すから大丈夫だよ〜」

「じゃあ他の国に行ってみようか」

「はい」

 ココくんが元気に返事をする。可愛いな〜ショタ可愛い。夜中に襲えないかな〜

 私たちは海辺に移動した。

 船の上で釣りとか、バーベキューとか、花火とかを想像しながら…

私情により投稿が遅れてすみませんでした。

これから一生懸命書いていくので楽しみにしてください!


次回予告

私たちは海を渡って、他の国へ!

そこで私は肩を落とした

「水着を買っておけばよかった…」

しかしここはVRの世界。全裸で泳いでも問題ないのだ!


作品紹介

俺の中での化学反応式は『趣味+魔術→獣人召喚』になった件について

という小説を書きました。

良かったら読んでみてください。


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