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おばあちゃん(時々、他の家族)と孫の日常の思い出《短編集》)  作者: おうすい


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ピンクのひいばあちゃん


我が家の仏壇には、ご先祖様の肖像画と、ひいばあちゃんのにっこり笑った写真の遺影がある。


なんでも、早くに亡くなったご先祖様は、写真が少なく、当時似ている子供たちを老けさせたイメージと数少ない写真を合成させたようにして描いてもらったそうだ‥。


ある日、ひいばあちゃんが78歳の時に、病気になり、慌てた子供達は写真を撮って遺影を作った。


しかし、ひいばあちゃん復活。


毎日、好きなきな粉ご飯を食べ、杖をつきながら温泉通い、遠方への旅行にも出かけていた。


ひいばあちゃんの子供たちは、もう慌てないようにと、毎年ひいばあちゃんの写真を撮るようになった。


毎年毎年‥。


最後に撮った写真は、ピンクのカーディガンに、ピンクのベレー帽。ピンクの口紅をつけて、Vサイン。


御年105歳。


大往生だ。


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