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おばあちゃん(時々、他の家族)と孫の日常の思い出《短編集》)  作者: おうすい


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11/16

じいちゃんとハーレー


じいちゃんが亡くなって一周忌の頃。


私に会いに来た‥。


というか‥


じいちゃんは、仏壇に供えているご飯を食べていた‥。


「うまか!うまか!」といいながら‥。


‥‥‥‥‥‥‥‥


「ばあちゃーん、じいちゃんがご飯、うまか言って食べてた」


「えっ??あらっじいさん来らしたかい。うまかなら良かった。」


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


そして初盆‥。


今度は私の職場に来た。


化粧派手めの熟女3人引き連れて、


「友達も出来たから、心配せんでよか!」と、ウインクした。


「ばあちゃん、じいちゃん友達出来たから心配せんでよかって言ってた!」


流石に熟女3人のことは黙っとこう‥。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


そして3回忌‥


じいちゃんは、ハーレーに乗っていた。


「また来るけん、待っとけ」と言い残し、そのままハーレーでトンネルの中に消えて行った。


「ばあちゃん、じいちゃん今度はバイクに乗って、また来るって言ってたよ!」


「また、ふうちゃんのところ来たとね?私の時には全然来ないくせに!!」


おやっ?

ばあちゃん、ややご立腹?


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


まあね〜。ばあちゃんにベタ惚れだったじいちゃんだから、直接会いに来たら、ばあちゃんも離れたくなくなると思ったのかもしれない。


だから私に伝言を頼んだのかな。


「こっちは、いつまでも待っとるけん。ばあさんは、ゆっくりおいで。」


そんなじいちゃんの声が、今でも聞こえてきそうだ。


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