表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おばあちゃん(時々、他の家族)と孫の日常の思い出《短編集》)  作者: おうすい


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
10/17

きゅうり馬とナスビ牛


ある日‥


台所に大きいナスビが2本、存在感たっぷりにゴロリと転がっていた。


「うん、立派な牛になりそう!!」


と呟いていると‥


孫娘が

「う、し‥?」


と聞いてきた。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


8月13日早朝、ばあちゃんの指令を受け、兄ちゃんと畑にやってきた。


「ばあちゃーん、ナスビときゅうり採ってきたよ〜」


「はいはい、おお立派なナスビときゅうりだね!」


ばあちゃんは、ナスビときゅうりに割り箸を短くして刺した。


「おお〜!!なんだこれは!」


「今日は、お盆だからね~。ご先祖様に、早く我が家へ来てもらえるように、きゅうりの馬に乗って来てもらうんだよ!」


そう言いながら、仏壇の前に置いた。


「ナスビは?」


「ナスビは、お盆の終わりに、ナスビ牛に乗って、お土産いっぱい載せて、あの世に帰ってもらうためだよ!!」


「なんで牛?」


「牛は、お土産をいっぱい載せられるし、ご先祖様には、ゆっくり帰ってもらいたいからね〜」


「ふーん」


‥‥‥‥‥‥‥‥


8月16日になると、仏壇を向いていたきゅうり馬とナスビ牛は、玄関の方を向いていた。


また来年も、きゅうりの馬に乗って、元気に帰ってきてね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ