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背負って戦うということ 〜Avalon's war〜  作者: ハルハル
第1の試練
17/25

少女、そして、

今回たのしいです!

やった、のか?

灼の攻撃を受けたパラ・ベラムは地面に倒れた


「倒したの、かな?」

「わからない」


いや、なにか引っかかる

なんだこの違和感は、

なにか当然のことを見落としてるような、

俺が思考していると


「うっ、うぅん、」


ちかくから声がした

灼の声ではない誰かの声が

声の方向を向くとそこには先程倒れていた少女がいた

俺と灼はそばに駆け寄る


「大丈夫か?」

「…はい」


少女は小さな声で一言肯定した


「…ありがとうございます」

お礼を言われた

「…お姉さん」

俺じゃなかった

お礼を言われた灼は


「ううん困った時はお互い様だよ!

あ、えーっと、」

「…クラリーチェ」

「え?」

「…私の名前はクラリーチェです」

クラリーチェ、、イタリア語で『透明な、澄んだ』というような意味だったはずだ

名は体を表すのだろうか

クラリーチェの髪は混じり気のない白をしていた

女性は金髪が多いイタリア人としてはかなり異質だろう

「わぁっ!可愛いね!クラリーって呼んでいい?」

「…(照)」

「ダメ、かな?」

「…いいですよ…変わりにあなたの名前も教えてください」

「灼香だよ!」

「…灼さんですね分かりました

えっと、ついでにそちらの方は、、?」


俺はついでかよ!

まぁ、ここでふて腐れてもしょうがない

挨拶するとしよう


「水無月凛夜だ

よろしくなクラリーチェ」

「…凛夜さんですか分かりました

2人とも助けていただきありがとうございます

不意にこの大広間に出たと思ったら上級エネミーが急に出現してきて、、、」


「ん?ちょっとまって」


灼がクラリーの会話を止める


「クラリーはここの大広間にきて不意に上級エネミーにあったんだよね?」

「…ええそうです」


灼も俺も気付きたくないことに気づいてしまったらしい


「じゃあここに来る前にあった壁の血は誰の何だ」


グググググギャァァァァァァッ!!!


俺たちがきた方の通路から奇声が聞こえ

それと同時に端末に通知がくる


【中級エネミーが接近しています】


新たな脅威を知らせる通知を見ると同時に俺はもう1つの最悪に気づいてしまった


「番を務めていたパラ・ベラムを倒したとしたら

なぜこの試練は終わらないんだ」


まさか、そんな、


ザッ


俺たちの後ろで何かが立ち上がる音がする

俺が後ろを振り向くより早く


「勝負には負けたが

まだ我は消滅するほどダメージを負ってないぞ」


その最悪が声を発した


「まだ、やるってのかよ」


俺は再戦の覚悟をきめる

だが返ってきた言葉はその予想を大きく裏切った


「いや、やらん

我は、いや、私はあなた方が自らより強いということを知った

そして私を預けるに値する者だということも

たかがデータとプログラムの塊に過ぎない私が何故こんな事を思ったのか

あなた方と一緒なら分かるような気がする

だから、



私をあなた方の仲間にしてもらいたい」



え、ええええええぇ!!?!

これまでのエネミーとは違って高度な

存在だとは思っていたがここまでとは、

てか!エネミーって仲間にできるの!?

諸々で正直面食らってるが

戦力にはなるだろうし傍に置いておいて

損はないだろう

だが、灼がなんと言うか


「うん!いいよ!よろしくねパラム!」

「…よろしくお願いしますパラムさん」

「ぱ、パラム?」

「パラ・ベラムを縮めてパラム!」

「な、なるほど、」


2人とも受け入れるのはやっ!!!

え、なにその流れるような合意

仲良くなるの早過ぎだろ

凄まじいんだけど

まぁ、灼もクラリーチェもいいっていうなら反対する理由もないしな


「よろしくなパラ・ベラム」

「だめだよ凛夜!パラムだって!」

「えぇ!?俺もそれで統一するのか?」

「わ、私はどちらでも」

俺もパラ・ベラムも思わず困惑する

「いいの!そうした方が仲間って感じがするからね!」

「そ、そうなのか、よろしくなパラム」

「こちらこそよろしくお願いする」


「ふふっなんか2人ともガチガチで面白い」

「…そうですねなんか初々しいです」


2人のコミュニケーション能力が高すぎるんだよ、、

そんなこんなでパラムが仲間になったのはいいのだが、


ググググググギャァァ!


うん、わすれてるよな

中級エネミーの存在


「む、敵ですか

私が仕留めて見せましょう」



そう言ってパラムは自信満々にエネミーの声がした洞窟を見据えた


たのしかったなぁ、

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