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背負って戦うということ 〜Avalon's war〜  作者: ハルハル
第1の試練
15/25

立ちはだかる壁、そして

友人が最近ぐんぐんPVのばしてて

面食らってます

がんばるぞぃ!

「望むところだ!」


バンッ!!


勢いよくエネミーに言い放った矢先

エネミーは挨拶代わりのつもりか

俺に向かって撃ってきた。

いつもの俺ならば避けようとしただろう

だが今の俺は


『避けない』


能力によって動体視力の上がった俺は放たれた弾丸の射線を予測し、

ソレが自分の頰すれすれを通り灼のいる後ろへ飛んでった

そして、


キィン!!


甲高い音をたてて弾かれた


「ほう、非詠唱でも発動可能なレベルではあるようだな」


灼は声を出さずに夢盾を展開していた

これは灼が度重なる戦闘で身につけた技術だった


「凛夜あそこに倒れてる女の子は私にまかせて!凛夜はエネミーを!」


「あぁ!」


負傷した女の子は灼にまかせ

俺は細く息を吐きながらエネミーに向き直る

能力が続くのは体感にしてあと15秒といったところか

やるしかない!

俺は手に持った剣を思い切り地面に向かって横に凪いだ

剣から地面に斬撃波が発され地面は大きく砂煙をあげる

「む、」

エネミーは急に砂煙を起こされ多少なりとも驚いているだろう

そして俺は砂煙の中の陰に向かって筋力に物を言わせて剣を振りたくり斬撃波を飛ばす、


ババンッバシュッ


同時に向こうからも発砲音が聞こえるが、

こちらに弾がむかってくる様子がない。

たまにスレスレを通ることもあるが避けれる

弾丸はただの流れ弾と化すだけだ。

砂煙で上手く狙いが定まらないのだろうか、

この隙を逃さず俺は絶え間ない連撃を読まれにくいようにテンポを変えて打ち込む。

次第に砂煙が薄くなってきた、

体感であと5秒。

これで決める!!


俺は意識を集中しエネミーの後ろに瞬間移動する

そしてエネミーの背中に思いっきり剣振り下ろそうとした瞬間


ガシッ


「っ!?」

急に体がなにかに掴まれて動かない

「甘いな少年よ」

エネミーが背中を向けたまま声をかけてきた

「我のオーラが飾りだとでも思ったか?」

見ると俺はエネミーの出していた紫のオーラが手のような形になった物に手足を掴まれていた

「くそっ!」

そして最悪の状況で30秒が終了した

体が重くなる

エネミーはゆっくりと振り返り俺をみる

「口ほどではなかったようだな」

銃口をこちらにむける

「何か言いたいことはあるか」

「あぁ、ある」

「ほう、なんだ?」


「俺は言ったはずだ

俺一人じゃ到底かなわなくても

『俺たち』なら話は別だってな!!」

「凛夜!」


そう灼は介抱しながらも流れ弾を夢盾で受けてそのエネルギーを吸収していた

それを収縮させたエネルギー波を背後から撃たれたら

いくら上級エネミーとはいえひとたまりもないだろう

灼はすでに俺が射線上に入らないように斜めの位置から構えていた

この攻撃で隙が出来れば活路が開ける!

いけ!灼!


「はあぁぁぁぁっ!!」


灼がエネミーに向かって収束されたエネルギーを放つ


ガンッッキィンッ!


轟音が鳴る

力の衝突によって起こる爆風がエネミーの拘束を緩め俺を地面に落とす、

落とされた俺はすぐさま距離をとり、灼のそばまで下がる。

そして、エネルギー弾に撃たれたエネミーは


「その程度の攻撃で我を打ち取れるとおもったか?」


白く煙を吹く銃口をこちらに向けて

無傷で立っていた


「うそ、なんで、ちゃんと当たったはずなのに!」

「貴様の狙いは悪くはなかった、

だが、我の能力を甘く見過ぎたのが悪かったな、

我が撃てるのが鉄の塊だけだとおもったか?」

エネミーの足元には黄色に輝く弾丸が落ちていた


「どうせここで果てるのだ

教えといてやろう、我は鉄の塊の他に、それぞれ特殊な能力を持つ魔石を弾丸にして撃つことが出来る」


魔石とやらの効力も凄いがさらに驚くのはこのエネミーは灼が撃つ直前まで俺を向いていたということだ

つまり灼の光速の攻撃を見切ってそれに合わせて振り向きざまからの抜き打ちで撃ったということになるのだ

尋常じゃない、

これは並大抵じゃ勝てない

ここは


退くべきだ


灼にエネミーに聞こえない程度の小声で言う

「灼、退くぞ、俺があの少女を抱えていく通路の方に視線を向けずに俺が合図したら走れ」

「わかった」


「逃げる場所などないぞ

そして我は瞬き1つの動作も見逃さん」


俺たちの会話を完全に聞いていたかのような発言だ

だが、これは嘘だろうこの大広間から道は三方向に伸びている

それを全て封じるなんてのは不可能だ


「絶望を教えてやる」


エネミーが口を開いた時だった


「っ!!」


大広間の天井や壁が紫に光った

そしてそれが歪んで膜の様なものを形成していく

なんだ、なんなんだこれは


「先程貴様が土煙を起こした時に仕込んでおいた

紫の魔石の弾だ

能力は“閉鎖”」


「!!」


よく見てみると紫の魔石が点と点を繋ぐかのように膜をはっている

そうか

さっき発砲音はしたのにこちらに弾が来なかったのは狙いをつけられなかったなんてのではなくこれを仕込んでいたからか

時折スレスレを狙ったのも全て狙いが定まらないと俺に思わせるためのカモフラージュ

冷静な時の俺ならこれくらい見抜けたはずだ、

もしや、その事さえ見透かされた上で踊らされていたのだろうか

くそっ!やられた、

だめだ、次の考えがまとまらない、

どうすれば、どう、すれ、ば、


「愚かな者よ」

「なんだと、?」


エネミーが不意に声をかけてきた



「何を苦悩している戦いはまだ終わっていない

さぁ、『貴様ら』なら我に届くのだろう?」

「っ!」


そうだ、俺は一人で戦ってるんじゃない

こいつに啖呵を切ったときに言ったことをなんでこんな短い時間で見失っていたのだろう

それに気づいた俺は消えかけてた闘志をまた燃やしはじめた


「敵に気づかされるなんておもってなかった

礼を言うよエネミー」


「ふん、我はそこらによるいる底辺エネミーの様なありふれた量産機ではない

我の名は「パラ・ベラム」自我をもった非量産固有エネミー

この試練の番を受け持つ者だ

覚えておくんだな

まぁ、ここで生き残れたらの話しだが」


なるほど、こいつが最初の試練の番だったのか

それならばここまで強いのもそれなら頷ける

だけど、不思議だ、

この大きな壁を超えてみたい

灼と一緒なら行ける気がする


「さぁ、かかってこい!少年!いや、少年少女よ!」


「もちろんだ

ここからが本当の戦いだからな

いくぞ!灼!」

「もちろん!」



がんばった

もう、クオリティが下がってる気がします、、涙

次回でなんとかパラ・ベラムとの戦闘はおわります

おわらせます!

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