つかの間の休息へ
あんま、ないかな、前話の能力をちょっとつかってみた感じw
洞窟の通路の途中で俺たちは蜘蛛型エネミーと交戦していた
「キシシシグッガシャ!!」
蜘蛛型のエネミーが糸のような物を吐き散らす
すんでのところで避けるが地面の所々に粘着質の物体が付着してしまった。
「ちっ、動きにくなるだろうが!」
エネミーに怒っても仕方ないのだが
仕方なく俺は『疾風刃雷』の第2の能力を発動させる
「いくぞ!!発動!」
瞬間移動と分けるために自分で決めた掛け声を叫ぶ、瞬間、自分の身体のギアのようなものが変わったのを感じた
瞬間移動とは違って視界が突然変わることはない、だが確かに周りの景色が早く動いていく
「はあぁっ!」
景色が加速する中俺は手に持った剣を蜘蛛型エネミーめがけて全力で振るう
腕を精一杯伸ばして剣のリーチを僅か伸ばすがエネミーが急いで後退する
「ちっ!!」
「キシシシッ!!!」
剣のリーチから逃れ一安心と言ったようなエネミー
確かに斬りそこねて剣を振り切ったときそこには確かに間が存在する
おそらくエネミーはこのタイミングを逃さずに攻撃を仕掛けてくるだろう。
「キシシシッグシャアッ!!!」
俺の予想通りエネミーは糸の吹き出し口から糸を圧縮したような物を連射してきた
だがその攻撃が俺に届くことは無い
「『夢盾』!!」
俺の後方から灼が飛び出し連射された糸の弾をエネルギーシールドで弾きその威力を吸収する
「グシャアッッガガッ!」
エネミーにも感情の様なものが備わっているのだろうか心なしか驚いた様なそぶりをエネミーが見せる
「灼!いくぞ!」
「うん!」
動揺してる時ほど狙いやすいタイミングはない
連射を防ぎ切った灼に合図する
灼が洞窟の天井スレスレまで跳躍する
そして俺は意識を集中させ
『ギリギリでエネミーに剣がとどかない距離』まで瞬間移動する
そして俺の景色が切り替わって刹那
増幅した筋力に物を言わせて剣を思い切り斬り下ろし
そして斬り上げる
「ギシャジャジャジャッ!」
エネミーからしたら瞬間移動の地点をずらしてしまいただ剣が空を斬っただけに見えただろう
そう、空を斬ったのだ
剣自体はエネミーに届く長さではない
だがこれでいい
キンッキンッ
空気を切り裂いて剣身から斬り降ろしと斬り上げでの斬撃波がエネミーにむかって放たれる
「グシャッ!」
エネミーの足を二本切断することに成功する
切断された驚きと痛みでエネミーは動きにがとれないらしい
決めるなら今だ!
「灼!決めろ!」
「うん!はあぁぁっ!!」
灼の手のひらで収束した光が蜘蛛型のエネミーにむかって放たれる、
そう、動揺してるエネミーの意識の外にあるであろう空中から
その軌跡はエネミーの芯を貫いてエネミーの動きを止めさせた。
一瞬の静寂
エネミーが文字と数字の集合体になり消滅する
そして俺と灼の端末にエネミー撃破による能力上昇の通知がくる
………………………………………………………
【能力上昇、及び能力の使用回数変動】
・能力『疾風刃雷』の瞬間移動の使用回数が5→7になりました
・瞬発力9→12
・防御力12→13
・攻撃力10→11
能力値が上がったのを確認して
ふうっ、と一息つく流石に7体連続で撃破は疲れた
ここで身体の感覚が元に戻ったのを感じた、30秒が終わったのだろう
だけど1人だったならばこの倍、いやもっと疲労してたな
「凛夜おつかれっ!」
灼がつかれた笑みを向けてくる
そりゃあ疲れるだろうなぁ、
ここまでの戦闘は灼にお世話になりっぱなしだ基本的には最初の戦闘と同じような流れでずっとやっている。
俺が撹乱しその間に灼は敵の遠距離攻撃等を『夢盾』で威力を吸収し
俺が作った隙を灼が溜めたエネルギーを放ってとどめを差す
単純な作戦なだけに穴が少なくここまでのエネミーとの戦闘では危うい場面はほぼ無かった
作戦どうこう以前に俺と灼は息があっていた
きっと向こうもそう感じてるだろう
、、、、とか言って感じてるの俺だけだったらどうしよう、うわっ、何それ恥ずかしい
とか思いながらぼーっとしていると端末に通知が来た見てみると
『 からメールがきました』
【第1ステージ開始から3時間が経過した。
ちょっと疲れてきているのではないかな?空想にふけるのはいいがここのダンジョンには罠が仕掛けられてるのを忘れない事だ、休むなら自分のホームに戻るのもいいとおもうぞホームから戻ってきた時は同じ地点からスタートだ、ま、どうしようと君の勝手だがね】
あの仮面なんでもお見通しかよ、、、
気色わるっ!
罠というよりカメラ仕掛けてあるんじゃか?いや、事実そうなんだろうな
考えれば考えるほど余計気持ち悪いな、、、
だが、このメールで得たものは悔しいが大きい、
つまり、ホームに戻れば安心して休めるということ
周りの安全さえ確認できていればどこでも休憩所にできるということ
これが分かっただけでも少なくともエネミーを警戒して寝れないということを回避できるわけだ
睡眠不足で集中力が足りなくなると俺の場合能力発動すらままならなくなるかもしれないしな
うん、灼に提案してみるか
「あのさぁ灼---」
俺は謎の仮面とおぼしき者からメールが来たことそしてその内容を伝えた(俺が空想してたことは無論勿論絶対伝えないが)
そしてそこから考えられることを話し休憩しないか?ということを提案した
「なるほどね〜そっかぁホームに戻って休めるのかぁ、」
「あぁ、だから今ここで休憩をとって身体を休めよう、3時間で休憩?と疑問を抱くかもしれないが慣れない環境で身体は疲れているはずだここでしっかり身体を休めることが大事だと俺は思う」
「そうだねっ!あっ、でもこれからの作戦とかも考えたいなぁ、」
確かに、うーん、でもどうすれば、
ちょっと俺がなやんでいるとまた端末に通知がきた
『 からメールがきました』
【2人で相談がしたいなら片方のホームに招待すればいい
やり方は第1ステージにきたときと同じところに招待する側の暗証番号を打ち込めば完了だ他にも色々設定できるがローカルなやり方はこれだな
p.s男女が2人きりになるからってイチャイチャしちゃだめだぞ(笑)】
ほんっっっっとあの仮面野郎嫌い!!!!
、、、はぁ、てか本当に俺が困ってるタイミングで連絡よこしてくるよなあいつ、今度会った時どうなってんのかダメ元で聞いてみるか、
「はぁ、」
俺は灼にきたメールの事を話し(p.sはもちろん伏せた)俺の部屋に招待することにした
灼は何故か少し恥ずかしそうにした
「入力完了したか?」
「う、うん」
「じゃ、いくか」
そして俺たちの目の前が光に包まれた
では!また次話で!
(ムフフな展開は、、考えてません、汗笑笑




