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新しい力、開放?

連続投稿になってますので、ご注意ください。

なお、午前中にもアップしていますので、

まだ読まれてない方は2話程戻ってください。

『お久しぶり、と言いたいけど

まずは戦ってからにしましょうよ、お姉。

挨拶はこいつらを倒した後でもできるわ。』


『そうね、ニカちゃん。』


『お嬢ちゃん達。

わしゃ光の姉上に集中する。

お主らは闇の姉上を狙え。』


そう言いながら、触手のような根っこを伸ばす。

同時に、俺たちを囲っていた壁が消えた。


「ドクター、破壊僧を急いで治療して。

仕立屋はドクターと破壊僧を守って。

召喚士、何でもいいからあの子を

地面に引きずり下ろして。

解体屋、攻撃準備。

大親分、調律師は皆のフォロー。」


予言者の指示に各自が動き出す。


「【召喚:雷霊】、【召喚:鋼霊】!」


速さを誇るライカ、ライカと相性の良いタロナイトを呼び出す。


「ライカ、タロナイト、あいつを叩き落とせ。

爺さんは魔将だが、今は味方だ。

あっちには攻撃するな!!」


タロナイトの背にライカが乗り、2匹が翔ける。


「今だ、タロナイト。

ライカを射出!」


タロナイトが器用にライカを闇の姉上とやらに向かって撃ちだす。


『鬼さんこちら、手の鳴る方へ。』


余裕でてをパンパン叩きながら、ライカを避ける。

予想通りだ。


「ライカ、電気針を射出!」


『妾としては、ハゲそうで嫌なんじゃがのぅ。

主は女心を理解せよ。』


ブツクサ言いながらも、背中の針を撃ちだし


ズドドドドド


全弾命中とはいかないが、それなりには当たった。

ボスキャラなので一応、雷に耐性はあるんだろうが、

とりあえず地面に叩き落とすことはできた。

上出来だ。

さて、次は・・・


「ライカを【召喚解除】、【召喚:土霊】。

アーシィとタロナイトで【召喚獣融合強化ブーステッド・ユニオン】。」


お馴染みになりつつある鋼を纏う犀(アシタロー)を呼び出す。


「【召喚:雷霊】、【召喚:風霊】。

ライカとピーコで【召喚獣融合強化】。」」


『帰った途端に呼ばれるとはのぅ。』


『合体、合体。

融合、融合。』


ライカとピーコが渦に巻き込まれ、雷鳥が現れた。

めっちゃ小さい、雀サイズの。


「お前を暫定、ライコと名付ける。

あいつを攻撃だ。

アシタローは仕立屋の護衛。」


結構ダメージを負っていたのか、破壊僧の治療が終わらない。

破壊僧を治療しているドクターが動けないから

その護衛に回っている仕立屋も、下手に動けない。


『やはり、遅効性の超神経毒はやりすぎたかのぅ。

仕方ない、わしも封印を解くか。』


爺さんが暢気にそんな事をのたまう。

目が痛くなりそうなほど光弾で

めちゃめちゃ攻撃されてるのに、

意外に余裕だな、おい。


『お嬢ちゃんや、足元辺りを掘ってみよ。

そこに、封印されておる物が在るはずじゃ。

今回ばかりはそれを使え。』


ライコが飛び回って黒い少女を牽制しているうちに

予言者が居た辺りを、仕立屋を除いた女性陣で急いで掘ると


「武器?」


『そうじゃ、武器じゃ。

ここに来れた者にしか使えぬ武器じゃ。

それらの武器は全てが使い手を自ら選ぶ。

じゃが、封印しとっただけあって

その威力は保証するぞぃ。

なんせ、本来はわしらを倒さんと入手できんでのぅ。』


3人が手にしているのは

大剣、短剣、長杖、短棒、短銃、小弓、戦斧、大鎌、両拳。

全部で9つ。

あれ、俺ら10人だから1つ少なくね?


「この、すごい魔力・・・」


予言者が杖を握り締め、


「妖刀ベルーン、錠前屋ユカリを持ち主に選びおったで!!」


錠前屋が手にした短剣をかざし、


「轟斧エメリアは俺用か。」


大親分が斧を振り回し、


「どうせなら、僕は演奏用の弓が良かったな。

まぁ、予備の矢が要らないのは儲け物だけど。」


調律師が弓に矢をつがえ、


「自分はこの剣なんですね。

なぜでしょうか、しっくりきます。」


解体屋が大剣をを構え、


「ふむ、禁鞭ルーパスよ、

これから頼む。」


ドクターが棒を振り、


「これだと、盾が構えられないじゃないですか。

でも、攻撃力は十分そうですね。

攻めも守りもお任せです。」


仕立屋が鎌を持ち、


「攻撃速度が落ぬとは。

気に入ったぞ!!」


ようやく回復した破戒僧が拳を見、


「一回、こういうの撃ってみたかったのよね。」


編集者が銃口を黒い少女に向ける。

ハズレは俺か・・・


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