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こうして情報を整理した

この話は連続投稿の後編になっておりますので、

最新話から飛んでこられた方は、ご注意ください。

持ち帰った情報を待機していたメンバーに公開した。


「となると、

ここ赤に火、黄が風で、緑が樹、

白と黒には闇と光というわけだな。」


アイテムとしてあったのか、インテリアとして存在するのか

何処からか予言者が持ち出してきた地図に

編集者が羽ペンで情報を書き込んでいく。

これで相関図は完成した。


「あぁ。

だが、アーシィにも言われたが

アーシィ達を強化するか、それとも弱点を補うか

どっちを優先するかが問題だ。」


あとは何処から攻略していくかだ。

全員で額を付き合わせて考える。


「吾輩としては、強化をお勧めしたいが

最終判断は召喚士に委ねる。」


「せやなぁ。

あしも強化していった方が楽やと思うけん

強化に1票やな。」


ドクターと錠前屋は強化組。


「私は弱点を無くす方が戦い方の幅が広がると思いますので

その方が良いのではないでしょうか。」


「私も仕立屋の意見に賛成。」


仕立屋と予言者は補強組。


「近い方から攻略していけば良いではないか。」


脳筋疑惑の破壊僧は、手近な所からという第3意見。

まだ黙っているのは編集者、解体屋、大親分、調律師の4人。


「ところで、召喚士殿がよく使う召喚獣は、どの属性なのでしょうか?」


意見がまとまるキッカケは

解体屋からの質問だった。


「割と満遍なく使ってるつもりだけど、

多分、光と闇じゃないかな。」


使用回数に桁が違うほどの差はないと思うけど。


「でしたら、自分は光や闇をお勧めします。

そういう意味では補強に1票ですね。」


「その考え方もありだね。

僕も補強に1票かな。」


「俺も補強に1票。」


これで、補強組に5票入り半数になった。


「当面は弱点を補う方向で進めるとしよう。

では、次に何処を攻略するかを決めようと思う。

召喚士、候補はあるか?」


「あぁ、候補は3つ。

まずは雷。これはアーシィやタロナイトが苦手とする水に強い。

また、タロナイトの強化も狙える。

攻略できるなら一石二鳥だ。

そして、弱点がない光もしくは闇。

こっちの場合は、単純に弱点を無くすことができるだけで、

優位に立つこともない。」


召喚獣からの情報だから、間違いないだろう。


「水って、あのエセリーマンやろ?

やったら、雷は後でえぇんじゃないかえ?」


「たしかにのぅ。

すぐに戦うわけでないのなら、後でも良いな。」


「けどなぁ。

レブジードを信用するなら、

というか、信用していいと思うけど

現時点で一番楽に攻略できるのは雷なんだよなぁ、これが。」


鋼と地はどちらも雷に対しては優位属性になる。

地だけなら、火に対してはホンの少しだけ優位だが、

それ以外だと圧倒的に優位と言える属性は雷だけだし、水と樹に対して劣る。

鋼の場合は、樹に対してかなり優位、火に対してそこそこ優位、雷優位、水アウト。


で、仮に雷から着手した場合、これをA案とするなら、


1.地と鋼でゴリ押し→雷、火

2.鋼を雷 or 火で強化→樹

3.樹を地で強化→風

4.そん時の気分次第→光、闇

5.8体の確保終了→水


になる。単に面倒なのが後回しになる以外にデメリットはない。



逆に光か闇から始めた場合、これをB案としたなら


1.地と鋼で頑張る→光、闇

2.光と闇でゴリ押し→残り全部

3.8体の確保終了→水


になる。こっちだと、順番は関係なく光と闇でゴリ押しできるだけで

デメリットらしいデメリットもない。

なんなら、A案の1~3まで流用も可能。

キツいのは多分最初だけ。


「よし、雷じゃな。」


「なんで?」


「いきなり難しいのをやってどうする?

順番に難しくしていけばよいだけじゃろう。」


破壊僧、深い考えはなかったのか・・・

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